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コーラル・エクリプス(2015)はGolden Horn(ゴールデンホーン)の完勝

コーラル・エクリプス【Coral-Eclipse】
(英・サンダウン競馬場・芝10F・3歳以上)

第118回コーラル・エクリプスを勝利したのはGolden Horn(ゴールデンホーン)でした。

出走頭数5頭という少頭数で行われましたが、
メンバーは今年の英ダービー馬Golden Hornと、
先日のロイヤルアスコットで好走したメンバー達。
中でも昨年の愛チャンピオンS勝ち馬The Grey Gatsby(ザグレイギャッツビー)に、
初の古馬混合戦となる3歳Golden Hornがどう戦うかに注目が集まりました。

レースは出負けしたGolden Hornでしたが、
行く馬がおらず、押して自らハナを奪いペースを作ります。
The Grey Gatsbyが番手からプレッシャーをかけ直線に入る。
追い出しに入るGolden Hornを横目にThe Grey Gatsbyは余裕の手応え。

2頭のマッチレースの様相を呈したところで、
The Grey Gatsbyが満を持して追い出しに入り、
Golden Hornを交わしにかかるも、その差がなかなか縮まりません。

逆にゴール前でThe Grey Gatsbyの勢いが衰え差が開く形で、
Golden Hornが完勝しました。

「出遅れ→逃げ→直線脚色衰えず」という、
これまでとは違った強さを見せて古馬との初対決を制しました。

勝ちタイムは2.05.77(Good to Firm)

Golden Hornはこれで5戦5勝。重賞3勝目。
GⅠは前走の英ダービーに続き2勝目。
3歳によるエクリプス勝ちは2009年のSea the Stars(シーザスターズ)以来6年ぶり。

勝ちタイムは良馬場発表にしては遅めですが、
レース内容は濃かったと思います。
この後、どういうローテを進むか注目です。

英国際Sが最有力も、ゴスデン調教師は
キングジョージや凱旋門賞も、選択肢に入ってると語っています。
(BBCより)

Golden Hornの血統等については以前の記事より抜粋。

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血統表

Cape Cross(ケープクロス)はGⅠロッキンジS勝ちはあるものの、
目立った成績はあげませんでした。
しかし種牡馬としては凱旋門賞含むGⅠ6勝のSea the Stars(シーザスターズ)や、
日本でもおなじみGⅠ6勝の名牝Quija Board(ウィジャボード)などの父として成功。

牝系にはそれほど多くの活躍馬はいないものの、
伯母にコロネーションS勝ち馬Rebecca Sharp(レベッカシャープ)
遠縁にオーストラリアGⅠ10勝のOctagonal(オクタゴナル)など。
2012年の丹頂Sを勝利したメーヴェは近親に当たります。

 
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コーラル・エクリプス(2015.7.4)

⇒ 動画

1.Golden Horn
2.The Grey Gatsby
3.Western Hymn

 

 

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