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2013年凱旋門賞出走予定馬まとめ②

「2013年凱旋門賞出走予定馬まとめ①」の続きです。

フリントシャー(牡3)

父:Dansili 母:Dance Routine(Sadler’s Wells)
ダンチヒ系 サドラーズウェルズ系

<参考レース>
‘13.9.15 ニエル賞(重) 4着 映像
    1着:キズナ
    2着:ルーラオブザワールド
    3着:オコヴァンゴ
‘13.7.13 パリ大賞(不良) 1着 映像
    3着:オコヴァンゴ

ニエル賞前までの凱旋門賞での1番人気馬。
パリ大賞のレース振りを見ればそれもうなずけ、
僕自身もニエル賞はフリントシャーが勝つと思っていたのだが、
ニエル賞での直線の案外振りから、一気に評価が下がりました。
とは言っても、斤量のアドバンテージがある3歳で、血統も申し分ない。
本番で変わり身を見せたとしても驚きは無い馬です。

 
オコヴァンゴ(牡3)

父:Monsun 母:Crystal Maze (Gone West)
ブランドフォード系 ミスプロ系

<参考レース>
‘13.9.15 ニエル賞(重) 3着 映像
    1着:キズナ
    2着:ルーラオブザワールド
    4着:フリントシャー
‘13.7.13 パリ大賞(不良) 3着 映像
    3着:フリントシャー
‘13.6.1 英ダービー(良) 5着 映像
    1着:ルーラオブザワールド

後述のトレーディングレザーと共に欧州馬の指標となる馬。
特にオコヴァンゴは3歳戦での指標となるのですが、
どんなレースでも大崩れの無く上位に来るあたり能力の証し。
ただ、突き抜ける力があるわけでもなく血統も怖くない。
当日、内伸び馬場だったニエル賞でアッと思わせる場面もあったが、
本番で勝ち負けできる馬なら、あのレースは勝ちきれたハズです。

 
アンテロ牡3

父:Galileo 母:Impressionnante(Danehill)
サドラーズウェルズ系 ダンチヒ系

<参考レース>
‘13.9.21 プランスドランジュ賞(重) 1着 映像
‘13.6.2 仏ダービー(稍) 1着 映像

プランスドラッシュ賞から中1周と厳しい日程ではありますが、
仏ダービー馬。マイル戦を続戦していましたが、
距離的には中距離の方が合いそう。
昨年、日本ファンの期待をゴール直前で奈落の底に
突き落としたソレミアの鞍上ペリエ騎手が手綱を取っているのも怖い。
フリントシャー・オコヴァンゴ・アンテロと、
ファーブル調教師が送り出す3歳勢。チームで勝ちに来るとなると、
日本馬にとって脅威となりそうです。

 
アルカジーム(牡4)

父:Dubawi 母:Kazeem(Darshaan)
ミスプロ系 ネヴァーベンド系

<参考レース>
‘13.9.7 愛チャンピオンS(良) 2着 映像
    1着:ザフューグ
    3着:トレーディングレザー
‘13.8.21 英国際S(良) 3着 映像
    2着:トレーディングレザー
‘13.6.19 プリンスオブウェールズS(良) 1着 映像
    3着:ザフューグ
    4着:キャメロット

今年に入ってGⅠ3連勝を含み、
GⅠ5戦して全て3着以内に入る堅実派。
とはいっても、後述のザフューグやキャメロットと
勝ち負けを繰り返していたりするあたり、
そこまで恐れるほどの馬ではないかと思います。
フランスに初遠征というのもどうか。

 
ザフューグ牝4

父:Dansili 母:Twyla Tharp(Salder’s Wells)
ダンチヒ系 サドラーズウェルズ系

<参考レース>
‘13.9.7 愛チャンピオンS(良) 1着 映像
    2着:アルカジーム
    3着:トレーディングレザー
‘13.7.6 エクリプスS(良) 7着 映像
    1着:アルカジーム
‘13.6.19 プリンスオブウェールズS(良) 3着 映像
    1着:アルカジーム
    4着:キャメロット

ヨークシャーオークス、愛チャンピオンSと連勝で参戦。
昨年の欧州最優秀3歳牝馬ですが、成績的には特筆すべきものはありません。
ただ、エクリプスSで大敗した以外は、ほとんど上位にきている安定感と、
やはり、このダンチヒ系とサドラーズウェルズ系の血をもっているだけに、
本番でも侮れない1頭になるでしょう。

 

ここまでは、ほぼ出走するだろう馬達。

以下は、出走するかもしれない馬達。

 
キャメロット(牡4)

父:Montjeu 母:Tarfah(Kingmambo)
サドラーズウェルズ系 ミスプロ系

<参考レース>
‘13.6.19 プリンスオブウェールズS(良) 4着 映像
    1着:アルカジーム
    3着:ザフューグ
‘13.5.26 タタソールズ金杯(良) 2着 映像
    1着:アルカジーム
‘12.10.7 凱旋門賞(不良) 7着 映像
    2着:オルフェーヴル

昨年の欧州3歳レースで快進撃を見せ、
凱旋門賞でも本命視されたものの、ソレミア・オルフェーヴルから離れた7着。
レース後、疝痛を発症し手術。古馬となり初戦のムーアズブリッジS(GⅢ)は
勝利したものの、タタソールズ金杯、プリンスオブウェールズSと、
3歳時に見せた強さは発揮できませんでした。
フォワ賞でもオルフェーヴル最大のライバルとして見られていましたが、
馬場の悪化を理由に回避。馬場が悪くなるとパフォーマンスを落としているのは、
成績からも明らかで、今年の凱旋門賞でも馬場状態で出走をするか見極める予定。
ですが、たとえ出走してきたとしても一度狂った歯車は、
中々取り戻せるものではないと思います。

 
リーディングライト(牡3)

父:Montjeu 母:Dance Parade(Gone West)
サドラーズウェルズ系 ミスプロ系

<参考レース>
‘13.9.14 英セントレジャー(稍) 1着 映像
    3着:ガリレオロック(英ダービー3着、愛ダービー2着)

5連勝で長距離戦である英セントレジャーを制しました。
勢いには載っているものの、3歳馬が長距離戦から中2週で凱旋門賞は
さすがに厳しいのか、前述のキャメロットをはじめ、
英セントレジャーから凱旋門に出走した馬は、ほとんどが大敗しています。
オブライエン厩舎だけにルーラオブザワールドのアシストとして、
出走させてくる可能性はありますが、そんなに恐れるほどではない。

 
トレーディングレザー(牡3)

父:Teofilo 母:Night Visit (Sinndar)
サドラーズウェルズ系 ダンチヒ系

<参考レース>
‘13.9.7 愛チャンピオンS(良) 3着 映像
    1着:ザフューグ
    2着:アルカジーム
‘13.8.21 英国際S(良) 2着 映像
    3着:アルカジーム
‘13.7.27 キングジョージⅥ & QES(良) 2着 映像
    1着:ノヴェリスト
‘13.6.29 愛ダービー(良) 1着 映像
    2着:ガリレオロック
    5着:ルーラオブザワールド

今年の欧州3歳・古馬両方での指標となる馬。
どんな相手にも堅実に走っているのは名馬の域に値しますが、
5月から月1回以上走って8戦目では、さすがにお釣りは残っていないかと。

 

 

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