宝塚記念、3強対決を制したのはゴールドシップ。
<6月23日>
阪神競馬場で行われた競馬上半期のグランプリ第53回 宝塚記念。
オルフェーヴルの離脱により、3冠牝馬ジェンティルドンナ、
昨年の有馬記念勝ち馬ゴールドシップ、
今年の天皇賞(春)を勝利したフェノーメノの『3強対決』に、
注目が集まっていました。
レースはシルポートが大逃げうつ中、
ジェンティルドンナ、ゴールドシップ、フェノーメノは、
2番手集団で競馬を進める事になり、
直線に入って鋭く伸びたゴールドシップが
道中2番手で粘ったダノンバラード以下を突き離して優勝。
ジェンティルドンナとフェノーメノは伸びを欠いて3着・4着。
(感想)
『3強対決』と謳われましたが、今回に限ってはゴールドシップの1強でした。
パドックから1人気ジェンティルドンナのテンション高く、
汗もかいていました。ゼッケン下から「白い」ものが見えていましたね。
もともと気性の荒い馬なので、許容範囲かとも思いましたが、
血統的にもスタミナがある方では無いため、
レース前にスタミナを浪費していては、
ただでさえ重い馬場でスタミナを要する中で、
ゴールドシップという現役トップレベルの馬を破りさるには、
いかにジェンティルドンナといえども難しかったようです。
思いのほかあっけない結末になりましたが、
今度はゴールドシップとオルフェーヴルの対決を見たい所。
ジェンティルドンナとフェノーメノは、
京都・東京競馬場の軽い馬場で、改めて見直したいですね。
ただし、牝馬は成長するにつれ適正距離が短めにシフトしていくので、
ジェンティルドンナのレース選びに注目。
凱旋門賞行かないなら、天皇賞(秋)なんかベストっぽいですけどね。
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