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戸崎騎手、ユニコーンSでJRA移籍後初重賞制覇。

2013年6月16日に東京競馬場で行われた、
第18回ユニコーンSで、3番人気ベストウォーリア(石坂厩舎)が、
直線馬群を割って抜け出し重賞初制覇を飾りました。

1番人気サウンドアリーナが後方に位置しすぎたため、
直線で伸びてきたものの、時すでに遅しの2着。

位置取りの差はあったものの、強い勝ち方でした。

 

ベストウォーリア鞍上の戸崎圭太騎手(32)は、
南関東競馬所属から、今年3度目のJRA騎手試験で合格し、
念願のJRA騎手になりました。

中央移籍後、安藤勝(元騎手)や岩田騎手のように、
地方の剛腕そのままに、勝ち星を重ねてきました。
ここまで54勝(騎手リーディング3位)の活躍。

しかし、重賞は初出走だったサウンドアリーナから数えて23戦。
2着はあるものの、勝ち星には恵まれませんでした。

そして、今回ベストウォーリアで中央移籍後初の重賞制覇となりました。

これで、重賞未勝利の重圧から解放されて、
バンバン勝ち星を重ねていくような気がします。

ちなみに、南関の騎手時代にはグロリアスノアの武蔵野S(’10)、
リアルインパクトの安田記念(’11)、ファイナルフォームのラジオNIKKEI賞(’12)と、
重賞を3勝あげています。

 

近年は海外・地方出身騎手に独占されている中央競馬。
中央騎手のさらなる奮起が期待されるが、
良い馬が、これらの剛腕騎手にあてがわれるのも事実。

その中で、若手騎手から1人でも多くの反骨心のある騎手が
出てきてほしいものです。

 

 

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