米国種牡馬ダンカーク(Dunkirk)が輸入
昨年の米国新種牡馬チャンピオンに輝いたダンカーク(8歳、芦毛)の輸入が
決まった。来春より日高・浦河のイーストスタッドで供用される。
~netkeiba.com~
ダンカークは、父がBCジュヴェナイルや、
フロリダダービーを勝利したUnbridled’s Song(アンブライドルズソング)。
種牡馬としても多くの活躍馬を出している人気種牡馬。
母Secret Status(シークレットステータス)はケンタッキーオークスやマザーグースSの勝ち馬。
母の父が2冠馬エーピーインディで母母父がアリダー。
ダンカークは3歳の1月にデビューし2連勝。
連勝の勢いに乗り出走したGⅠレースのフロリダダービーは、
後方から大捲りを見せるも、後にココを含めてGⅠ4勝する、
クオリティーロードに競り落とされる。
続いてケンタッキーダービーに出走も、
直線は伸びあぐねて11着と大敗。
米国3冠最後のレースのベルモントSに出走。
これまでの後方からの競馬から一転、逃げの戦法に。
マイペースの流れを作り直線はサマーバードの切れに屈したものの、
ダービー馬マインザットバードには競り勝ち雪辱果たす。
通算成績5戦2勝も、当時の同世代トップ馬達と対等に渡り合った馬でした。
ベルモントSの勝ち馬サマーバードは日本に輸入されるも、
わずか1年で早逝。
そのレースの2着馬が今回輸入されるわけですので、
ライバルだった同期のリベンジの為にも頑張ってほしいですね。
血統的にはミスプロ系でノーザンダンサーを一切含みません。
ミスプロ系と言っても、父と同じく毛色(芦毛)を継いでいて、
これはUnbridled’s Songの母父であるCaroの血が強く出ている可能性も。
バリバリのアメリカ血統ですが、
グレイソヴリンとボールドルーラの血が生きて、
意外とサンデー系との相性は良いかもしれません。
最近のコメント