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騎手

今週の競馬から、南関東(地方競馬)のトップジョッキーだった戸崎圭太騎手が

中央(JRA)騎手として一歩を踏み出すので、今回は騎手について書きます。

 

~騎手とは~

騎手は、皆さんもイメージしている通り、馬に乗って操縦する人です。

俗に、「乗り役」とも言います。

 

~騎手になるには~

競馬法に基づき、日本中央競馬界(JRA)と地方競馬全国協会(NAR)が

それぞれ試験を実施し、免許を交付しています。

JRAの競馬学校(千葉県)NARの地方競馬教育センター(栃木県)

と言われる、騎手や厩務員(厩務員の説明は後日)になるための学校に入学し、

受験資格を得るのが一般的です。

 

騎手学校を修了していなくても、必要条件を満たせば

試験自体は受けることができます。

ですが、その門はかなり狭いです。

「馬に乗れるから」、という感じで受けても

合格する確率は、ほぼゼロです

 

今回の戸崎圭太騎手のように、地方所属のトップ騎手が

中央競馬の騎手になるための試験を受ける場合、

一部試験科目免除がありまして、基本的には受かりやすいです。

 

それ以外でなろうとするなら、厩舎(きゅうしゃ:厩舎も後日説明します)の

見習い騎手としてしばらく厩務員の手伝いをしながら、勉強する方法があります。

 

いずれにしても、学校に行くのが手っ取り早いことに変わりありませんが、

その学校入学にも試験がありますので、

興味がある方は一度調べてみてはいかがでしょうか。

(機会があればこのサイトでも紹介します)

 

競馬をやり始めると、外国人ジョッキーの名前が出てくるのに気付くと思います。

これは、そのまま海外で活躍している騎手が、日本にやってきているわけですが、

海外騎手が日本で騎乗する際にも、日本の騎手免許が必要となります。

(一部、騎手招待レース除く)

ただし、この免許は期間限定(1か月~3か月)に有効なもので、

上記騎手免許とは違う臨時の試験となっています。

 

~職業としての騎手~

平地競走(一般的に目にするレース)の騎手は、着衣や馬具を含めて、

50数キロでの騎乗が求めらているので、体重に関しては特に注意しなければなく、

自己の厳しい管理が必要で、かつ騎乗技術の向上のための勉学および体力づくりに、

日々努力が必要です。

(技術面・体力面が同じなら)体重は軽ければ軽いほど自己管理は楽になるので、

一般的に、ジョッキーは身長が低いのも特徴。(一部除く)

 

試験に晴れて合格となった騎手は、まず所属が決められます。

JRAなら、栗東トレーニングセンターもしくは美浦トレーニングセンター。

地方競馬なら各競馬場。

さらに、いずれかの厩舎に雇用されるという形で修業を積みます。

この間にはもちろんレースで騎乗するのですが、

若手の内は、なかなか騎乗依頼はかかりません。

 

おっと、騎乗依頼について書いてませんでした。

「騎乗依頼」とは、字のごとく「この馬に乗ってくれ」と、

馬主・調教師・エージェント(代理人)等から、依頼されることです。

 

しかし実力未知数・経験不足の若手にとって、

自己の大事な馬を預ける事はしません。

(テイエムオペラオーのように、それがあった場合もあるが。)

そこに所属厩舎から、経験を積ませるために自厩舎の馬を乗せることになります。

 

所属した厩舎で修業を数年間したのち、厩舎に属さないフリー騎手として、

活躍の場を広げる騎手が最近は多いです。

厩舎所属だと、所属厩舎の馬の騎乗依頼がかかると、

他に騎乗依頼がかかっていた場合でも、

義理などから所属厩舎の馬に乗らざるを得ない。

たとえ、他の騎乗依頼がかかった馬のほうが強いと感じていたとしても。

 

そこで、フリーになることで、それらのしがらみを無くし、

自分自身で馬を選定して騎乗していくことになります。

 

ただし、フリーになっても大元の栗東・美浦に所属しているという立場は

変わりません。栗東=西日本の拠点、美浦=東日本の拠点という事から、

「西の騎手」「東の騎手」

という分け方を、厩舎所属・フリー関係なしに使われます。

例を挙げると、

「西の豊=武豊、東の豊=吉田豊」

等々。

 

 

そこまで行き着くには、

かなりの実績が必要なのは言うまでもありませんが。

 

騎手は、基本肉体労働です。

さらにレースでは常に落馬の危険性と隣り合わせの危険な仕事でもあります。

よって、年齢による引退(だいたい50歳近く)を選べる騎手は、ほんの一握りです。

それ以外は、まだ若くして(20~30代)第2の人生(調教師や厩務員など)を

歩む事が多いです。

 

~騎手の収入~

騎手の収入は二通り。

・競走に騎乗することで得られる収入。

・所属厩舎での業務をすることにより得られる収入。

 

このうち、競走に騎乗することで得られる収入とは、

レースの賞金の数%(5%~7%)と、レースに出走するたびに得られる騎乗手当です。

つまり、賞金額が高いレースに出走し、賞金を得ることができる着順に入れば、

その分、高い収入を得られるという事です。

現在のトップジョッキーは、これで億近くの年収を得ています。

 

~ひとこと豆知識~

中央と地方の騎手免許は違うものですので、

今回の戸崎騎手のように中央の騎手免許を取った場合、

地方所属のライセンスは取り消されます。

簡単に言うと、元地方騎手だった中央所属騎手が

今までのように自由に地方競馬に騎乗できないという事です。

 

一見、「横の繋がりが希薄」とも感じますが、

中央の騎手には有力馬が集まりやすいという傾向があるので、

地方騎手の有力馬の騎乗機会を守るには致し方ないことですね。

 

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プロフィール

【k-wind】 競馬を楽しんで10数年。オグリキャップから始まり、 ライスシャワー、ディープインパクトと、 大好きな馬は数知れず。「競馬の魅力とは」 このテーマを日々考えている30代牡です。

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