POGとは
競馬に慣れてきますと、
「あぁ、馬主になりたいなぁ~」
「馬券で一攫千金とって馬主になる!!」
とか思っちゃいますよね。
僕もそうです。(笑)
でも、競走馬の馬主(特にJRA)になるには
相当な経済力が無いとなれません。
競走馬を購入するだけなら、(ピンキリですが)可能です。
(それでも超頑張らないとダメですが)
ただ、競走馬は生き物なので管理費が大変。
つまり車の維持費みたいなものが相当かかるわけで、
とても一般人が手を出せるものではありませんし、
それだけに競走馬の馬主資格審査なるものも、
当然厳しいもので、高収入が持続する人でないと、
馬主になることはできません。
なら、一般庶民にはやはり叶わない夢なのか、
と、お嘆きの方にも救いの手はあります。
「一口馬主」
競走馬の購入金額を小口に割り、出資者を募る方法があります。
「クラブ馬主」や「一口クラブ」とも呼ばれます。
1頭の競走馬に対して、複数人で購入・管理するということですね。
(当然、獲得賞金も分配される)
これなら、購入するだけでウン千万、ウン百万する競走馬を、
数十万~数万円単位で購入することができます。
(一口馬主の詳細については、また機会があれば説明します。)
ですが、馬券で数万使っているのに、
賞金を稼ぐどころか、走るかもわからない競走馬に、
そんなお金をかけられないよ~。
っていう、僕みたいな人にお薦めなのが「POG」というものです。
ペーパーオーナーゲーム(Paper Owner Game)の略で、
仮想馬主になり獲得賞金をポイントなどに換えて競い合うゲームです
ゲームといってもダビスタなどの競馬ゲームとは違い、
自分で馬を強くするわけでもなく、
あくまで、その馬の所有者という立場のみを追求するゲームです。
競馬仲間が集まって競い合ったり、
競馬雑誌やサイトが募集して全国の競馬ファンと競い合っています。
所有者と言っても、当然ですが獲得賞金額が
実際に貰えるわけではありません。
ほぼ、自己満足の世界です。
ただ、各競馬雑誌や競馬サイトでは、
獲得ポイントの上位入賞者には、賞品が用意されているなど、
決して自己満足だけの世界というわけでもありません。
POG参加は無料の所が多いので、
疑似馬主気分が味わえて、上手くいけば賞品ももらえる、
やってみて損は無いでよね。
いや、
外的な損は無いですが、実は内的な損はあるんですよ。
POGを始めると、
自分が選んだ馬を優先的に注目することになります。
ずっと見続けていた馬が勝利すると、
その事に対しては、格別の喜びがあるのですが、
「競馬というギャンブル」の視点から見ると、
どうしても自分の指名馬を贔屓にみてしまい、
冷静な判断ができなくなります。
「本来なら買わない馬だけど、POG指名馬だから・・・」
これで、100円以上の余計な出費が出ていますよね。
実際の馬主なら愛馬にかけるお金と捉える事が出来るのですが、
POGでは、その馬が勝利しても実際の賞金額が貰えるわけでは無い。
せっかく無料でゲームを楽しんでいるのに、
実際の馬券に反映してお金を出費してしまったら意味がありません。
つまり「POG」と「実際の競馬」を切り離すことが、
このゲームの大事なところです。
って、
そんな割り切れたら苦労しないわ!!
ってなるのがPOGです。(笑)
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