凱旋門賞前哨戦 2019

2019年9月15日 [9月]

凱旋門賞前哨戦 2019

フォワ賞 2019
【Prix Foy】
（仏・ﾊﾟﾘﾛﾝｼｬﾝ競馬場・GⅡ・４歳以上・芝2400）

前哨戦その１。
４歳以上（ほぼ牡馬）によるレース。

４頭という少頭数で、
フランスでは抜群の安定感Waldgeist（ｳﾞｧﾙﾄｶﾞｲｽﾄ）が主役。
鞍上は主戦のP.ブドー騎手。
日本からキセキがステップとして出走。
鞍上はC.スミヨン騎手。

レースは大方の予想通りキセキがハナに立ちマイペース。
４頭が１列になっての競馬。
直線入り追い比べに入るとWaldgeistが
抜群の手応えで先頭に立ち、キセキもなんとか粘ろうとするが、
Way To Paris（ｳｪｲﾄｩﾊﾟﾘｽ）にも交わされ、
Silverwave（ｼﾙﾊﾞｰｳｪｰﾌﾞ）との３着争いには、
なんとか食い留まりました。

Waldgeistは順調そのもの。
キセキは本番でもこのような競馬をするなら、
Enableの良いペースメーカーにしかならないので、
なにか工夫が必要。

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Waldgeist（ｳﾞｧﾙﾄｶﾞｲｽﾄ）　牡5
8-3-3-6　重賞７勝目（内GⅠ３勝）
主：Gestut Ammerland & Newsells Park
師：A.ﾌｧｰﾌﾞﾙ　騎：P.ﾌﾞﾄﾞｰ
父：Galileo　母：Waldlerche（Monsun）

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フォワ賞（2019.09.15）

1.Waldgeist　2.27.57（良）
2.Way To Paris　2
3.キセキ　1

ヴェルメイユ賞 2019
【Prix Vermeille】
（仏・ﾊﾟﾘﾛﾝｼｬﾝ競馬場・GⅠ・３歳以上・牝・芝2400）

前哨戦その２。
牝馬によるレース。

人気は愛オークス馬Star Catcher（ｽﾀｰｷｬｯﾁｬｰ）。
おなじみJ.ゴスデン厩舎＋F.デットーリ騎手のコンビ。
２人気英オークス馬Anapurna（ｱﾅﾌﾟﾙﾅ）もこのコンビでしたが、
F.デットーリ騎手はStar Catcherを選択。
まぁ、馬主の関係もありますが。
上記２頭に敗れ続けているFleeting（ﾌﾘｰﾃｨﾝｸﾞ）、
Pink Dogwood（ﾋﾟﾝｸﾄﾞｯｸﾞｳｯﾄﾞ）が続く。

レースはStar Catcherがハナ。
上位人気馬もそれぞれ前目につけて直線。
叩き合いの中、外から後方にいたMusis Amica（ﾑｼｽｱﾐｰｶ）が
追いこんでくるもセーフティーリードを保ったまま、
Star Catcherが逃げ切り勝利。
先行した上位人気馬は失速し、２～３着は人気薄が入る中波乱。

デットーリ騎手は今年度GⅠ16勝目。

たぶんStar Catcherは凱旋門賞出走しないかと。
デットーリ騎手が空いてないから。
そういう馬主さんなので。
キーファーズと武豊騎手みたいな感じ。

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Star Catcher（ｽﾀｰｷｬｯﾁｬｰ）　牝3
4-0-1-1　重賞３勝目・GⅠ２勝目
主：A.ｵｯﾍﾟﾝﾊｲﾏｰ　師：J.ｺﾞｽﾃﾞﾝ　騎：L.ﾃﾞｯﾄｰﾘ
父：Sea The Stars　母：Lynnwood Chase（Horse Chestnut）

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ヴェルメイユ賞（2019.09.15）