愛チャンピオンSでザグレイギャッツビーがオーストラリアを抑える。
<2014年9月13日>
9月13日、アイルランドのレパーズタウン競馬場で行われた、
アイリッシュチャンピオンステークス(GⅠ・芝10ハロン)は、
The Grey Gatsby(ザグレイギャッツビー)(牡3・R.ムーア)が
1番人気Australia(オーストラリア)を、ゴール前で頭差差し切り勝利。
2年前は日本でもおなじみのスノーフェアリーが勝った同レース。
今年は英愛ダービー制覇し前走の英国際Sでも、
快勝したAustralia(オーストラリア)に注目が集まりました。
他にも1度は引退したものの現役復帰したAl Kazeem(アルカジーム)や、
安定した成績を残しているTreading Leather(トレーディングレザー)、
エクリプスSを勝利したMukhadram(ムカドラム)、
仏ダービーを勝利したThe Grey Ghatsby(ザグレイギャッツビー)等、
Noble Misssion(ノーブルミッション)の回避は残念ですが、
7頭立て(他2頭はペースメーカー)とはいえ、濃いメンバーが揃いました。
レースは、やや速いペース。
終始後方2番手の外を走ったオーストラリア。
抜群の手応えで直線向き、あっという間に先行各馬を抜き去りましたが、
オーストラリアの後ろをズットマークし続けたザグレイギャッツビーが
直線並びかけ激しい2頭のデッドヒートの末、ゴール前でわずかに差し切り勝利。
これはオーストラリアのみをマークし続けた陣営の勝利。
素晴らしいレースでした。
ザグレイギャッツビーは父がMastercraftsman、母はMarie Vision(父Enterpreneur)。
オーストラリアは凱旋門賞には登録しているものの、
出走については可能性が低く、英チャンピオンSに向かう公算が高いです。
ザグレイギャッツビーも同様。
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