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2019年の日本競馬変更点まとめ

2019年の日本競馬変更点まとめ

もうすでに2019年の競馬は始まっていますけど、
今年は大きな制度変更があるのでまとめておきます。

当サイトの該当ページに修正入れていかなければ・・・。

 
●降級制度廃止

降級制度廃止。

競馬関係者・購入者に特に関係が大きい変更点がコレでしょうか。

「降級制度とは何ぞや?」という方はコチラから。

これにより収得賞金半減もなくなります。
というより、後述するようにクラス編成の呼称も変更となるので、
収得賞金の概念自体がなくなりそうです。

降級制度廃止によるメリット・デメリットはまた後日あらためて。

●クラス編成呼称の変更

夏季競馬から条件クラスの呼称を変更

馬券購入者には特に影響ありません。

現状の各条件クラス名

・新馬、未勝利
・500万下
・1000万下
・1600万下
・OP(オープン)、重賞

となっていますが、夏季競馬より次の通り。

・新馬、未勝利
・1勝クラス
・2勝クラス
・3勝クラス
・OP(オープン)、L(リステッド)、重賞

となります。

収得賞金額により分けられていたクラスの名称を、
勝利数で分けられるようになったので、
パッと見で、どのクラスにいるか分かりやすくなります。

●リステッド競走を設定

上述のクラス編成でも記載しているように、
OPクラスの中にリステッド戦を設定。

馬券購入者には影響ありませんが、
生産者にとっては、かなり影響力が大きいです。

リステッド戦とは重賞に次ぐ格付けがされるレースの事。
いわゆる準重賞といわれるもので、
海外でも多く行われています。

重賞を勝利すると、
セリなどでの血統表の名前が太字で表されます。
いわゆるブラックタイプと呼ばれるもので、
生産者側としては大きなアピールとなります。
これはリステッド戦勝利でも同様。

従来ならOPを勝利しても太字にならなかったものが、
リステッド戦を勝利することにより、
重賞を勝てなくても目につきやすくなるわけです。

●秋競馬のスーパー未勝利廃止

秋競馬のスーパー未勝利戦廃止。

これも馬券購入者には影響なしですが、
関係者にとっては痛手。

スーパー未勝利とは、
一定の条件下の未勝利馬のみが出走できるレース。
未勝利レベルでは実力の高いメンバーが揃いますが、
除外の心配が少ない分、ここに最後のチャンスをかける陣営もいます。

●3歳以上未勝利馬の出走制限

3歳以上の未出走馬および新馬戦を除いた平地競走で、
未勝利馬が3戦連続で9着以下だった場合、
2か月間、平地競走に出走不可となります。

●女性騎手重量負担軽減

3日1日より一般競走における女性騎手の負担重量の
減量制度をあらたに制定。

現状男女での負担重量の差はありませんでしたが、
今後増えるであろう女性騎手の騎乗機会の拡大の為、
女性騎手優遇制度が作られました。

基本的には永久的に2キロ減。
詳しく見ると、

<現状>

騎手免許取得後5年未満

30勝以下:3キロ減
31勝~50勝:2キロ減
51勝~100勝:1キロ減
101勝以上:減量なし

<3月1日以降>

騎手免許取得後5年未満

50勝以下:4キロ減
51勝~100勝:3キロ減
101勝以上:2キロ減(※一般競走に限る)

となります

藤田菜七子騎手の活躍もあって、
女性騎手人口も徐々に増えていくと思われるので、
良い制度だと思います。

性差別なく同条件で、と思わる方もいらっしゃると思いますが、
斤量1キロの差でかなり違ってくる騎手も多くいるので、
今後の女性騎手の騎乗機会・拡大を考えれば大きい制度変更かと。

なお、短期免許で来日する外国人騎手には適用されないとの事。

 

 

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