セントニコラスアビー死亡
<2014年1月20日>
アイルランドのクールモアスタッドは14日(日本時間同日深夜)、
GⅠ・6勝馬セントニコラスアビー(牡7、父モンジュー)が
重度のせん痛を発症、安楽死処分が取られたとHPで発表した。。
~スポニチ~
セントニコラスアビー(St Nicholas Abbey)が、
7か月間の長い闘病生活の末、亡くなりました。
セントニコラスアビーは欧州2歳牡馬に輝くほどの成績を上げ、
翌年のクラシックで期待されながらも、故障等でわずか1戦(6着)のみ。
明けて4歳。コロネーションCで当時欧州最強牝馬ミディを破り勝利。
キングジョージ、凱旋門賞と好走するも勝ちきれなかったが、
ブリーダズカップターフを勝利しGⅠ3勝目。
5歳初戦はドバイシーマクラシックで前年英チャンピオンSを制した
シリュスデゼーグルとの競り合いに敗れ2着。
3戦目のコロネーションCでレッドカドーを突き離しGⅠ4勝目。
続いて、キングジョージ、英国際S、愛チャンピオンS、凱旋門賞、
BCターフと世界中を転戦するも、好走止まり。
6歳になり、ドバイシーマクラシックに再挑戦。
ジェンティルドンナを突き離しての勝利でGⅠ5勝目。
続くコロネーションCでドゥーナデン相手に楽勝し連覇でGⅠ6勝目。
前年負けていたフランケルやデインドリームは既に引退。
アビーが欧州の主役になるかと思われた矢先に、重度の故障で引退。
ノヴェリストとの欧州最強決着も未対決のままでした。
通算21戦9勝
大敗したのは、極悪馬場だった’12年凱旋門賞のみ(11着)。
主役には慣れないが、堅実な馬でした。
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