2014年キングジョージを制したのは3歳牝タグルーダ!!
<2014年7月27日>
ヨーロッパ競馬の上半期を締めくくる大一番
「キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス」
(芝12ハロン=約2400m)が26日、イギリス・アスコット競馬場で8頭によって行われ、
ポール・ハナガン騎手騎乗のタグルーダ(英=ジョン・ゴスデン厩舎、牝3歳)が優勝。
3歳牝馬としては38年ぶりのVとなった。
勝ちタイムは2分28秒13(良)。
~sanspo.com~
欧州最高峰の中長距離GⅠの1つである、
キングジョージⅥ&クイーンエリザベスS(以下、キングジョージ)は
3歳牝馬タグルーダ(父シーザスターズ)が勝利しました。
欧州競馬的にはキングジョージの価値観が昔より下がっていますが、
日本的には、凱旋門賞と同じぐらいビッグネームである同レース。
過去にはスピードシンボリ、シリウスシンボリ、エアシャカール、
ハーツクライ、ディープブリランテが挑戦したレースです。
今年の欧州古馬戦線は例年に比べていささか低レベル。
比例して3歳勢が活発で、ここも無敗で今年の英オークスを
勝利したタグルーダが人気になっていました。
レースは2番手集団の先頭で追走していたエクリプスSの
勝ち馬ムカドラムが抜群の手応えで直線へ。
そこに1人気テレスコープが差してくるも、
その外を後方から伸びてきたタグルーダが差し切って完勝。
牝馬での勝利は一昨年のデインドリーム以来。
3歳牝馬での勝利はPawneese(ポーニーズ)以来。
この後、凱旋門賞にいくかどうかは未定なものの、
3歳牝馬は斤量面から圧倒的に有利な凱旋門賞の筆頭に、
上り詰めたのは間違いないでしょう。
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