2014年ニエル賞を制したのはエクトー。
<2014年9月14日>
14日、フランスのロンシャン競馬場で行われたニエル賞(GⅡ・3歳・芝12ハロン)は、
Ectot(エクトー)(牡3)が、直線後方から差し切り勝利。
凱旋門賞のステップレースで重要な3歳限定レース。
昨年は日本馬としては初めてキズナが勝利し、本番は4着に入ったレースです。
近年は本番での成績があまりよくありませんが、
本番を占う上で最重要レースの1つです。
今年は欧州トップ3歳馬勢が別路線や凱旋門賞本番直行などで、
やや低調なメンバー。
注目は同舞台のパリ大賞典を勝利したGallante(ギャランテ)。
米国遠征で結果を出し続けるAdelaide(アデレード)。
2歳時にクリテリウム・アンテルナシオナル(GⅠ)を制覇し、
クラシックは未出走ながら5連勝中のEctot(エクトー)。
パリ大賞典3着のTeletext(テレテキスト)等。
レースは、最後方から競馬を進めた1番人気エクトーが、
直線一瞬の切れ味で先行各馬を抜き去り先頭。後続を突き離して勝利かと思いきや、
テレテキストがジリジリ迫ってくる。しかし、半馬身ほど粘り切り勝利。
3着は直線前が開かなく、上位2頭の勝負がついたところで猛追したアデレード。
エクトーは父がハリケーンラン、母がTonnara(父Linamix)。
これで6連勝(内GⅠ2勝目)。
レースを見た感じではエクトーは切れ味抜群も、
最後は失速しているので距離にやや不安ありか?
それよりも、3着馬のアデレードがスムーズに競馬をしていればどうだったか。
本番ではあまり気にするレベルではありませんが、
1・3着馬は伏兵レベルかと思います(アデレードは次走不明)。
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