メルボルンCはPrince Of Penzanceが勝利。日本馬は見せ場なく。
メルボルンカップ(2015)出走馬
【Emirates Melbourne Cup 2015】
フレミントン競馬場・芝3,200m・ハンデ
レースはBig Orange(ビッグオレンジ)が引っ張るもスロー。
日本の2頭は後方の外目。馬群は一団のまま直線へ。
フェイムゲームはやや包まれた状態から大外へ。
大外からジリジリ伸びるも、内の各馬も伸びて、
そこから抜け出したPrince Of Penzance(プリンスオブペンザンス)が勝利。
2着がグレイトジャーニー産駒のMax Dyanamaite(マックスダイナマイト)。
3着がCriterion(クライテリオン)ですので、1~4番枠の馬が上位入線。
外に回った馬は殆ど沈んだので枠とポジション取りの差が、
大きいレースとなりました。
フェイムゲームは13着。ホッコーブレーヴは17着。
Price of Penzancek(セン6)はこれで24戦7勝。
重賞・GⅠ共に初勝利。
なんか、なつかしさを感じる血統構成ですね。
父Pentire(ペンタイア)はキングジョージ(1996)や愛チャンピオンS(1995)の勝ち馬。
1996年のジャパンカップ(8着)を最後に引退、日本で種牡馬入り。
日本ではマイネルデスポット(菊花賞2着)やクラフトワークなどを輩出するも、
結果を出せずに共用されていたニュージーランドに輸出。
しかしこれが功を奏しオーストラリア・ニュージーランドでは、
活躍馬を多く輩出し成功しました。
母Royale Succcessor(ロイヤルサクセサー)は聞き覚えある方もいるかも?
吉田和子氏の所有馬で松田国英厩舎から2001年にデビュー(4着)引退した馬。
祖母のOnly Royale(オンリーロワイヤル)はヨークシャーオークスを圧勝で連覇(93~94)した名牝。
曾祖母Etoile de Paris(エトワールドパリス)の母Pantoufleの系統からは、
In the Wings(インザウィングス)やDubawi(ドバウィ)が出ています。
日本ではファルコンS(2014)勝ち馬タガノグランパや、
東京スポ杯3歳S(2000)勝ち馬タガノテイオーなどもこの牝系。
メルボルンC(2015.11.3)
1.Prince of Penzance
2.Max Dynamaite
3.Craiterion
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