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コロネーションS(2015)はErvedya(エルヴェヂャ)が3強対決制す

ロイヤルアスコット 2015 第4日目(2015.6.19)

コロネーションS

 1.Ervedya(エルヴェヂャ)
 2.Found(ファウンド)
 3.Lucida(ルシーダ)

3歳牝馬による中距離GⅠは、
先に抜け出したFoundをその後ろでマークしていたErvedyaが、
ゴール前で計ったように差し切っての勝利。
最後方にいたLucidaも直線外から猛追見せるも、わずかに届かず。
3強とみられたレースで、3強がしっかり大接戦を演じました。

 
Ervedya(エルヴェヂャ)牝3 

父:Siyouni 母:Elva(父 King’s Best)

父Siyouni(シユーニ)は2歳GⅠジャンリュックラガルデール賞勝ち馬。
3歳時には勝ち星なく種牡馬入り。
牝系には主だった活躍馬は無し。

Ervedyaはこれで8戦6勝。
重賞4勝目でGⅠは前走のフランス1000ギニーに続いて2勝目。
2014年5月のデビューから3連勝でGⅢカブール賞を勝利。
続くモルニ賞では3着、マルセルブーサック賞では、
今回の2着馬Foundに完敗の2着。
年明け初戦の仏1000ギニーでは後方から、
直線で大外に持ち出し差し切り勝利でした。

このレースの1つ前コモンウェルスS勝ち馬Muhaaraとは、
母父がキングズベストを除くと、血統構成が少し似ています。
父の血統構成が、ダンジグ×(ヌレイエフorリファール)で、
Ervedyaの母母父Marjuの父は、Muhaaraの母母父と同じLast Tycoon。
リファールとヌレイエフでは若干ヌレイエフの方が重さがありますが、
感覚としては切れ味心情の血。
この日はブラッドバイアスにマッチしていたのでしょう。

とはいえ、鞍上の追い出しタイミングがバッチリ嵌ったのもあるので、
今回の上位3頭は、今の所ほとんど力差は無いと思います。

 

 

 

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