プリンスオブウェールズS(2015)はFree Eagle(フリーイーグル)が制す
ロイヤルアスコット 2015 第2日目(2015.6.17)
プリンスオブウェールズステークス
1.Free Eagle(フリーイーグル)
2.The Grey Gatsby(ザグレイギャッツビー)
3.Western Hymn(ウェスタンヒム)
番手で追走したFree Eagleが直線手応え良く先頭に躍り出る。
その後ろで競馬をしていたThe Grey Gatsbyが狭い所から、
ワンテンポ遅らして猛追。
ゴールまで競り合いが続きましたが、わずかにFree Eagleがしのいで勝利。
日本から出走のスピルバーグは後方追走。
直線入って一瞬先頭に並び掛かけますが、
直線半ばで脚が鈍り始め、なんとか粘ろうとするも、
上位2頭からは突き離されました(6着)。
勝ち馬については後ほど。
Free Eagle(フリーイーグル)牡4
父:High Caparral 母:Polished Gem(父 デインヒル)
父High Caparral(ハイシャパラル)は、英ダービーやBCターフ含むGⅠ6勝の名馬。
種牡馬としても優秀な馬を多く輩出するも、15歳で疝痛により死亡。
母Polished Gem(ポリッシュジェム)の母Trusted Parther(トラステッドパーサー)は、
愛1000ギニー勝ち馬で、Golden Sari(ゴールデンサリ)から続くこの牝系は世界各地で
活躍馬を輩出する名牝系です。
日本では昨年の函館2歳S勝ち馬アクティブミノルもこの牝系。
これでFree Eagleは5戦3勝。重賞2勝目でGⅠ初制覇となります。
2013年8月にデビューし、2戦目のジュヴェナイルターフトライルS(GⅢ)では、
後の英愛ダービー馬Australia(オーストラリア)に敗れ2着。
そこから1年の休養を挟んで復帰戦のエンタープライズS(GⅢ)を圧勝。
続いて英チャンピオンSに出走も、Noble Mission(ノーブルミッション)、
Al Kazeem(アルカジーム)に離された3着に終わる。
中間に一頓挫あって、今回はその英チャンピオンS以来、
8か月ぶりの出走となりました。
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