ジャック・ル・マロワ賞(2015)はEsoteriqueが差し切り勝利
ジャック・ル・マロワ賞【Prix Jacques le Marois】
(仏・ドーヴィル競馬場・芝8F)
仏で行われるマイル王決定戦。
1998年にタイキシャトルが制し日本でも有名になりました。
過去多くの名馬がココを勝利しています。
昨年はキングマンが制してます。
今年は、日本生まれのBCマイル(2014)勝ち馬Karakontie(カラコンティー)が
同レース以来の出走。
この路線安定勢力のToormore(トーモア)や、
今年の英2000ギニー2着で前走シャンプラ賞勝ち馬Territories(テリトリーズ)など、
Solow(ソロウ)やGleneagles(グレンイーグルス)こそいないものの、
欧州のこの距離トップレベル馬達が集結。
レースは馬群後方で脚を溜めていたEsoterique(エソテリケ)が、
仕掛け始めると先行各馬を一気に交わして楽勝。
今年は前にはツライ流れになったのか、差し競馬となりました。
これでEsoterique(牝5)は15戦5勝。
重賞4勝目。GⅠはロートシルト賞以来の2勝目となりました。
前走はモーリスドギース賞(芝1300)でMuhaara(ムハラー)の2着。
前々走はクイーンアンS(芝6F)でSolowの2着という堅実派。
父は名種牡馬Denehill Dancer(デインヒルダンサー)。
兄弟は仏重賞勝ち馬Russian HopeやRussian Crossなど。
5代前のQueen Of Lightから続くこの牝系は、
多くの活躍馬を輩出しています。
ベストウォーリアも遠縁。
ジャック・ル・マロワ賞(2015.8.16)
1.Esoterique 1.36.2
2.Territories 1・1/2
3.Wild Chief 1・1/2
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