ヴェルメイユ賞（2015）はトレヴが圧勝

ヴェルメイユ賞【Prix Vermeille】
（仏・ロンシャン競馬場・芝12F）

凱旋門賞前哨戦の１つである牝馬限定戦。
今年は日本馬が凱旋門賞に出走しないので、
日本の注目度は低いでしょうが、
グリーンチャンネルでも放映するなど、
やはり世界競馬的には大事な１戦。

出走馬は以下の通り。

注目はなんといっても、凱旋門賞３連覇がかかっているTreve（ﾄﾚｳﾞ）。
昨年は同レースで４着と敗れるも本番では巻き返して連覇達成。
やや順調さに欠いた昨年でしたが、今年は２戦２勝と順調そのもの。

もう１頭の注目は、前走の英国際Sで、
昨日愛チャンピオンを勝利したGolden Horn（ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝﾎｰﾝ）を、
競り負かしたArabian Queen（ｱﾗﾋﾞｱﾝｸｲｰﾝ）。

ただ順当であればTreveに死角はないか。

レースはDihna（ﾃﾞｨﾅ）がやや他馬を離して逃げ。
２番手にArabian Queen。中団の外をTreve。
道中も外々を回ったTreveですが、やや折り合い面を書く場面もありながら、
直線では他馬とはまるで違う瞬発力で引き離して圧勝。

大きく離れた２～３着には差してきたCandarliya（ｶﾝﾀﾞﾙﾘﾔ）と、
Sea Calisi（ｼｰｶﾘｼ）。

正直、もうTreveの３連覇しか見えません。

これでTreve（牝5）は12戦9勝。
重賞７勝目。GⅠはサンクルー大賞に続き６勝目。

Treveに関しては、もう良いですよね。

ヴェルメイユ賞（2015.9.13）

1.Treve　2.34.09
2.Candarliya　4・1/2
3.Sea Calisi　1/2