香港スプリント(2016)出走馬紹介と予想
香港スプリント(2016)出走馬紹介と予想
香港ヴァーズの出走馬紹介です。
→ 香港スプリント出馬表
→ 過去5年データ
→ 香港国際競走まとめ
今回は計4レースあって大変なので、
個人的な注目馬以外は少量で。
ブックメーカーは欧米馬にオッズが偏る為、
香港競馬の場合、すこし歪みが生じますので、
これまで同様にココでの紹介順を
ブックメーカーのオッズ順にするかどうか迷いましたが、
まぁ、多少の参考にはなるかと思いますので、
継続します。
満点=★8つ(個人的見解)
Lucky Bubbles ラッキーバブルス(港・セン5・57.0kg)
★★★★★★★☆
前哨戦ジョッキークラブスプリント2着。
香港では13戦10連対6着以下無しと、
次世代の香港スプリント界エース。
後方から繰り出される末脚は抜群。
プレミアボウル1着・香港ジョッキークラブスプリント2着と、
ローテ着順とも完璧。
開催時期は違いますが、プレミアボウルの勝ちタイム1.08.2は、
ロードカナロアが圧勝した香港スプリント(2013)と同タイム。
後方から行く馬だけに詰まる可能性が排除できないので、
満点とはしませんでしたが、この路線強い香港勢から、
新たなスプリント王者の誕生は間近か。
Big Arthur ビッグアーサー(日・牡5・57.0kg)
★★★★★★☆☆
説明不要ですかね。
前走スプリンターズSは、あまりにも下手に乗った。
福永騎手と一緒に汚名返上といきたかった所ですが、
落馬負傷の為R.ムーア騎手に乗り変わり。
福永騎手もシャティンでは上手いですが、
ムーアも最高に上手い。災い転じて福となすか。
ただ、この枠からどう競馬するかが課題。
もしかしたら、かかっちゃう可能性も。
Aerovelocity エアロヴェロシティ(港・セン8・57.0kg)
★★★★☆☆☆☆
一昨年度覇者。前哨戦3着。
ラッキーバブルスが新時代のエースなら、
エアロヴェロシティは、これまでこの路線を引っ張ってきた王者。
ただ、さすがに寄る年波には逆らえず、衰えが見え隠れ。
それでも前走・前々走と連続3着。
勝ちは厳しいかもだが2~3着なら。
Red Falx レッドファルクス(日・牡5・57.0kg)
★★★★☆☆☆☆
前走スプリンターズSは豪快に差し切って勝利。
ラッキーバブルスと一緒に上がっていければ、
上位進出可能。
ただ、シャティンでこのメンバーではチョット足りないかなぁ?
というイメージですので★は4つとしました。
Not Listenin’tome ノットリスニントゥミー(港・セン6・57.0kg)
★★★☆☆☆☆☆
昨年3着。前哨戦勝ち。
ただ、昨年も前走も最高に上手く乗れての結果。
今回も内から脚を溜めていけれそうですが、
正直このメンバー内では力は1枚落ちる。
Amazing Kids アメイジングキッズ(港・セン5・57.0kg)
★★★★☆☆☆☆
前々走は出遅れから早め追い出し。
直線は上手く馬群がばらけた間を縫っての2着
良い脚が長く続くタイプですが、切れ味に乏しい。
鞍上がモレイラだけに注意は必要も、
勝つとなるとどうか。
Takedown テイクダウン(豪・セン4・57.0kg)
★★☆☆☆☆☆☆
オーストラリアの馬ですが、正直よくわかりません。
どの程度の馬か。2走前に欧州のマイル界の常連Arod(アロド)に、
1馬身半ほど負け。1400戦だったので、一概には言えませんが、
昨年ならまだしも今年のArod(アロド)に負けるレベルなら、
そう怖くないかも。
Paniaphobia ペニアフォビア(港・セン5・57.0kg)
★★☆☆☆☆☆☆
昨年度覇者。一昨年2着。
ここ2戦は7着・7着と精彩を欠いています。
自分のペースで走れれば、ということろ。
しかし今年は先行馬多く、そうならない可能性が高い。
Rebel Dane レベルダン(豪・セン7・57.0kg)
★☆☆☆☆☆☆☆
この馬もテイクダウン同様に扱いが難しいですが、
戦績見る限り道悪巧者。良馬場だと苦しい。
Strathmore ストラスモア(港・セン5・57.0kg)
★★★☆☆☆☆☆
前哨戦6着。
春のスプリントGⅠチャマンズププリントプライズでは、
道中ロスなく運び3着。そこから休み明けの前走は、
イマイチ反応が鈍かったですが、叩きと見るなら悪くない。
内枠とれて、ロスなく運べれば。
ただ時計に限界がある可能性があるので、
穴の一頭レベル。
Signs of Blessing サインズオブブレッシング(仏・セン5・57.0kg)
★★★★☆☆☆☆
今年のモーリスドギース賞(GⅠ)勝ち馬。
スタートがとにかく速く、終いもシブトイので、
直線競馬では理想的な逃げ馬。
とはいえ直線競馬が滅茶苦茶強いかと言えばそうでもなく、
好走したり、しなかったり。
さらに大外枠に入ったのがどう出るか。
このレースのカギを握る馬です。
ただし、ほとんど直線競馬しかしていないので、
コーナーのある競馬に慣れていないので、
”全く”という事もありえます。
Pure Sensation ピュアセンセーション(米セ・ン5・57.0kg)
★★☆☆☆☆☆☆
これも先行してしぶとい馬。
扱いが難しいですが、昨年のモンゴリアンサタデイより、
同レベルか、やや下とするなら、
今年の先行馬がココまで多いと、厳しいか。
あと右回りにも不安が。
Growl グラウル(英・セン4・57.0kg)
★☆☆☆☆☆☆☆
前々走でサインズオブブレッシングを差し切っていますが、
今年はこれで4月から12戦目。さすがにお釣りが無いと思われ。
Super Jockey スーパージョッキー(港・セン8・57.0kg)
★☆☆☆☆☆☆☆
ダート馬。来たら仕方ないレベル。
さて、香港の有力馬は軒並み内枠に入りました。
操作はしていないとは思いますが、
「このレースだけは絶対に取る」
という意気込みが伝わってきますね。(苦笑)
カギを握るのはサインズオブブレッシング。
同馬が大外枠に入りながらも逃げた場合、
内から潰しに行く香港馬が出てくると、
自然とペースが上がるはず。
となると、先行馬にとっては若干厳しくなる可能性が高い。
ますますラッキーバブルスの末脚が生きる展開に。
素直にラッキーバブルスから
★4つ以上の馬達へ。
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