セントジェームズパレスS(2016)は、Galileo Gold(ガリレオゴールド)がギニー馬対決制す。
セントジェームズパレスS 2016【St. James’s Palace Stakes】
(英・アスコット競馬場・芝8ハロン・3歳)
英王室主催で5日間にわたって行われる、
競馬の祭典ロイヤルアスコットの3歳マイル王決定戦。
欧州的には今年の最注目(?)レース。
8頭立てと少頭数ですが、人気は3頭に集中。
英2000ギニー馬Galileo Gold(ガリレオゴールド)。
愛2000ギニー馬Awtaad(オウタード)。
仏2000ギニー馬The Gurkha(ザグルカ)。
今年は欧州主要ギニー馬が3頭勢揃いとなりました。
3ヶ国別々のギニー馬対決(2ヶ国vs1ヶ国は良くある)となると、
1996年のMark of Esteem(マークオブエスティーム・英)、Spinning World(スピニングワールド・愛)、
Ashkalani(アシュカラニ・仏)以来20年ぶり。
ちなみに当時の勝ち馬は3頭ギニー馬を、
驚異の粘り腰で降り切ったBijou d’Inde(ビジューダンド)。
個人的にThe Gurkhaは距離伸びてこそと思っているので、
ここは英・愛ギニー馬に分があると思っています。
レースはCymric(サイムリック)がハナでペースを作り、
Galileo Gold(ガリレオゴールド)が2番手。First Selection(ファーストセレクション)が続いて、
その外にAwtaad(オウタード)。The Gurkha(ザグルカ)は出遅れ後方。
直線に入るとGalileo Goldが抜け出して、Awtaadが追走。
遅れてThe Gurkhaが迫ってくるも降り切りゴール。
The GurkhaがAwtaadを交わし2着。
期待通りのギニー馬3頭で決まりました。
これでGalileo Gold(牡3・英)は8戦5勝。
重賞3勝目。GⅠ2勝目
血統等に関しては以前の記事より抜粋。
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血統
父:Paco Boy 母:Galicuix(父 Galileo)
父Paco Boy(パコボーイ)はイギリス馬。マイル戦線で活躍し、
クイーンアンSなどGⅠ3勝。
母父Galileoは言わずと知れた欧州の大種牡馬。
伯父に昨年のキングズスタンドSを勝利したGoldream(ゴールドリーム)。
曾祖母Cuixmala(キュイックスマーラ)の半弟に日本でもおなじみモンジュー。
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セントジェームズパレスS(2016.6.14)
⇒ 映像(レーシングUK 直線だけ)
1.Galileo Gold 1.44.01(重)
2.The Gurkha 1・1/4
3.Awtaad 1/2
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