プリンスオブウェールズS(2016)は、My Dream Boat(マイドリームボート)が豪快に差し切る
プリンスオブウェールズステークス 2016
【Prince of Wales’s Stakes】
(英・アスコット競馬場・芝10ハロン・4歳以上)
英王室主催で5日間にわたって行われる、
競馬の祭典ロイヤルアスコットの古馬中距離戦。
世界の競馬ファンの度肝を抜いたイスパーン賞圧勝から参戦。
前走は本物なのか、フロックなのか。
日本のみならず世界中がエイシンヒカリの走りに注目。
他にはBCターフでゴールデンホーンを破るなど、
安定した成績を残すFound(ファウンド)、
昨年の2着馬The Grey Gatsby(ザグレイギャッツビー)、
同3着でFoundに負けず劣らず安定感あるWestern Hymn(ウェスタンヒム)、
前走イスパーン賞まで3連勝していたMy Dream Boat(マイドリームボート)、
ドバイターフでリアルスティールの3着Tryster(トリスター)と、
少頭数とはいえ油断ならないメンバーが揃いました。
レースはエイシンヒカリがいつものように逃げて、
2番手にWestern Hymn(ウェスタンヒム)。その後ろにFound(ファウンド)とThe Grey Gatsby。
団子状態のまま直線に向いて各馬が追い出しに入ると、
エイシンヒカリの手応え悪く、外からFoundが伸びてくる。
抜け出したところで、大外からMy Dreem Boatが豪快に伸びてきて、
ゴール直前で差し切って勝利。
エイシンヒカリは失速6着。
スタート前は落ち着いていましたが、道中の手応えから前走程の余裕は無さそうで、
直線ではもう脚があがっていました。道悪+コースのダブルパンチを克服することは、
エイシンヒカリでもダメだったようです。
でもココまで夢を見させてくれた陣営に感謝。
おつかれさまでした。
これでMy Dream Boat(牡4)は14戦6勝。
重賞3勝目。GⅠ初勝利。
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血統
父はLord Shanakill(ロードシャナキル)。
米国産の英国馬仏G1ジャンプラ賞勝ち馬。
母父Choisir(ショワジール)はゴールデンジュビリーSなど短距離戦で活躍。
種牡馬としても名スプリンターStarspangledbanner(スタースパングルドバナー)等を輩出。
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プリンスオブウェールズS(2016.6.15)
⇒ 映像(レーシングUK 直線だけ)
1.My Dream Boat(マイドリームボート) 2.11.38(重)
2.Found(ファウンド) クビ
3.Western Hymn(ウェスタンヒム) 3・1/2
6.エイシンヒカリ
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