香港マイル2017 海外馬短評と展望
香港マイル2017 海外馬短評と展望
香港マイル【Hong Kong Mile】
シャティン競馬場 芝1600
日本からはサトノアラジンが出走。
出走予定海外馬は以下の通り。
※性齢の横の数値はレート
※ランクは個人的評価(A~D)
Beauty Only ビューティーオンリー(セ6) 119
A.クルーズ(香) 追 B
Holy Roman Emperor × Goldendale(Ali-Royal)
昨年の勝ち馬。今シーズンはイマイチな成績も、
前哨戦4着で、少し良化している感じはします。
後方から行く馬なので、詰まったり大外を回ったりして、
どうしても遅れが生じますがスムーズな競馬ができれば、
再度馬券に絡んでもおかしくはありません。
Helen Paragon ヘレンパラゴン(セ5) 119
J.ムーア(香) 差 B
Polan × High Zaff(High Chaparral)
昨年4着。前哨戦2着。
この馬もBeauty Only同様に展開利が必要。
ただもう1つ前で競馬ができるので、その分仕掛けやすい。
Contentment コンテントメント(セ7) 118
J.サイズ(香) 先 C
Hussonet × Jemison(Commands)
昨年4着。春のチャンピオンズマイル勝ち馬。
大崩れしないのが魅力も勝ち味には乏しい。
Joyful Trinity ジョイフルトリニティ(セ5) 117
D.ムーア(香) 差追 D
Zanzibari × Bargouzine(Stravinsky)
昨年3着。今シーズンはまったく見どころなし。
Lightning Spear ライトニングスピア(牡6) 116
D.シモック(英) 差追 C
Pivotal × Atlantic Destiny(Royal Academy)
マイル戦では大崩なし。
最後は確実に追い込んでくるも、粘りがないのですが、
平坦なシャティンだと意外と合うかも。
Seasons Bloom シーズンズブルーム(セ5) 115
D.シャム(香) 差 B
Captain Sonador × Pyramisa’s Lass(Not A Single Doubt)
前哨戦勝ち馬。
この馬も末脚に懸ける馬ですが、Beauty Onlyよりは器用。
ただ時計が速くなった時に対応できるか微妙。
Horse of Fortune ホースオブフォーチュン(セ7) 114
T.ミラード(香) 先 C
Stronghold × Sweet Virginia(Casey Tibbs)
1800巧者。1600でも2000でもイマイチな、
いわゆる非根幹距離が得意な馬。
Karar カラー(セ5) 114
F.グラファール(仏) 逃 C
Dynasty × Cosima Liszt(Rich Man’s Gold)
自分のペースで走れればシブトイ。
Beauty Generation ビューティージェネレーション(セ5) 112
J.ムーア(香) 先 C
Road To Rock × Stylish Bel(Bel Esprit)
前哨戦3着。
先行してシブトイですが、切れ味に乏しく抜け出すのに苦労。
今回同型も多く、厳しいか。
Sichuan Dar シシュアンダー(セ6) 110
T.ミラード(香) 差追 D
Not A Single Doubt × Aporcrypha(Octagonal)
前哨戦5着。力不足。
Western Express ウエスタンエクスプレス(セ5) 110
J.サイズ(香) 差 D
Encosta de Lago × Alsatia(Marauding)
前哨戦8着。力不足。
Lancaster Bomber ランカスターボンバー(牡3) 118
A.オブライエン(英) 先差 B
War Front × Sun Shower(Indian Ridge)
切れ味がやや乏しいが、力はある。
ただし道悪はからっきし。
Roly Poly ローリーポーリー(牝3) 115
A.オブライエン(英) 逃 B
War Front × Misty For Me(Galileo)
今年のサンチャリオットSなどGⅠ3勝。
英愛ギニーではWinterの2着など、今年の欧州3歳牝馬の主役級。
ただいずれも牝馬限定戦のもので、
牡馬相手だと厳しいかな?とも思いますが、
サンチャリオットSで2着だったPersuasiveが、
クイーンエリザベスⅡ世SでRibchesterを破っているので、
相対的に欧州マイル戦線でも上位に挙げることができそうです。
自分のペースで走れるかがカギ。
前走BCマイル(9着)は出遅れ+挟まれて後方待機になり参考外。
【展望】
ランク付けでもわかるように、
今年はどの馬にもチャンスあり。
ビューティーオンリーも昨年のような絶対感はなく、
それ以外の馬たちも一長一短で決め手に欠けます。
これは極悪馬場の天皇賞・秋でリズムを崩したサトノアラジンも同じ。
4つのレースで1番難解なレースになりそうですが、
ライトイングスピアからワイドで配当を狙ってみるのも面白い。
▲ライトニンスピア
注ビューティーオンリー
△コンテントメント
×ランカスターボンバー
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