2017年 5月中~末 海外競馬まとめ
2017年 5月中~末 海外競馬まとめ
5月中頃~末にかけての主な海外競馬まとめです。
無敗の女王La Cressonniereを吉田照哉氏が購入
昨年の仏2冠牝馬で故障の為8戦無敗のまま引退した、
La Cressonniere(ラクレッソニエール)を、吉田照哉氏が購入しました。
La Cressonniereはタイムだけでいえば、
同舞台の仏2000ギニーや仏ダービーよりも速いタイムでの勝利。
スピード決着も重い馬場でも対応できるその能力が、
子供にも受け継がれると面白い存在になります。
プリークネスSはCloud Computingが競り合い制す
20日、アメリカのプムリコ競馬場で米2冠目プリークネスSが行われました。
混戦米クラシック戦線と言われていた中、
ダービーを圧勝したAlways Dreaming(オールウェイズドリーミング)が圧倒的に人気。
レースはダービー馬Always Dreamingと2人気Classic Empire(クラシックエンパイア)が
競り合う形でハイペース。直線に入ると、Always Dreamingが失速。
Classic Empireが抜け出すも、
番手追走したCloud Computing(クラウドコンピューティング)が並びかけ、
ゴール前わずかに抜け出し勝利。
→動画
Cloud Computingは父Maclean’s Music、母Quick Temper(父A. P. Indy)。
重賞初勝利がプリークネスSとなりました。
なおダービーには出走していません。
島川隆哉氏所有のMac Mahon伊ダービー制覇
21日、イタリアのカパネッレ競馬場でデルビーイタリアーノ(伊ダービー)が行われ、
トーセンの冠名でおなじみ島川隆哉氏所有のMac Mahon(マクマホーン)が、
2着以下に5馬身差をつけて圧勝しました。
→動画
Mac Mahonは父Ramonti、母Miss Sultin(父Celtic Swing)。
4戦4勝でのダービー制覇となりました。
島川隆哉氏は、Paiardina(パイアディーナ)という3歳牝馬も購入し、
28日に行われた伊オークスではマイペース逃げも、
ゴール前わずかに差されて2着。
Churchillが英愛2000ギニー連覇
27日、アイルランドのカラ競馬場で愛2000ギニーが行われました。
注目は英2000ギニーを制しし6連勝中のChurchill(チャーチル)。
ケンタッキーダービーでスタート直後にレースを止めた、
UAEダービー覇者Thunder Snow(サンダースノー)も出走。
レースは2番手から粘るThunder Snowをあっさり交わしたChurchillの完勝。
これで一昨年のGlenegles(グレンイーグルス)以来の英愛2000ギニー連覇。
Churchillは父がGalieo、母Meow(父ストームキャット)。
8戦7勝、重賞6勝(内GⅠ4勝)。
クールモアグループ、A.オブライエン厩舎、主戦R.ムーア、
父ガリレオで母父ストームキャットと、
上記のGlenealesと何から何まで一緒。
Winterが英愛1000ギニー連覇
28日、アイルランドのカラ競馬場で愛1000ギニーが行われました。
注目は英1000ギニーを勝利したWinter(ウインター)。
レースは馬群中央外で待機していたWinterが、
直線難なく抜け出して圧勝。
これで2003年Attraction(アトラクション)以来14年ぶりの英愛1000ギニー連覇。
→動画
Winterは父がGalieo、母Laddies Poler Two(父Choisir)。
6戦3勝、重賞2勝(いずれもGⅠ)。
2歳終了時点でD.ワチマン厩舎からA.オブライエンン厩舎に転厩。
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