ロイヤルアスコット2017 4日目
ロイヤルアスコット2017 4日目
アスコット競馬場で行われる伝統的な競馬の祭典、
ロイヤルアスコット(2017)4日目の主なレースです。
コモンウェルスC
【Commonwealth Cup】(GⅠ・芝直6ハロン・3歳)
<展望>
5戦5勝のcaravaggio(カラヴァッジオ・牡3)が圧倒的人気。
昨年同舞台コヴェントリーSも楽勝しています。
(ちなみに同レースでサンダースノーは8馬身半差で6着)
年明初戦だった前走も4馬身差の楽勝で、ココも通過点か。
<結果>
1.Caravaggio(カラヴァッジオ)
2.Harry Angel(ハリーエンジェル)
3.Blue Point(ブルーポイント)
→ 映像(Racing UK ゴール前)
やや出負けし道中はつつまれる形になったCaravaggioでしが、
馬群がばらけてからは内に切り込み、
逃げ粘るHarry Angelを交わして勝利。
caravaggio 6-0-0-0
A.オブライエン厩舎(愛) 父Scat Daddy 母Mekko hokte(Holy Bull)
コロネーションS
【Coronation Stakes】(GⅠ・芝8ハロン・3歳牝)
<展望>
英愛1000ギニー覇者Winter(ウインター・牝3)が1倍台の人気。
同陣営の英愛2000ギニー覇者Churchill(チャーチル)は、
セントジェームズパレスSで見せ場なく4着だったが、
はたして、こちらは人気に応える事が出来るか。
相手筆頭は仏1000ギニー馬Precieuse(プレシューズ・牝3)。
欧州牝馬マイル3冠はAttraction(アトラクション)以来13年ぶり。
<結果>
1.Winter(ウインター)
2.Roly Poly(ロリーポリー)
3.Precieuse(プレシューズ)
→ 映像(Racing UK ゴール前)
外から徐々に内へ針路取ったWinterが、
直線請け出して危なげなく勝利。
Winter 4-1-2-0
A.オブライエン厩舎(愛) 父Galileo 母+addies Power Two(Choisir)
クイーンズヴァーズ
【Queen’s Vase】(GⅡ・芝14ハロン・3歳)
<展望>
3歳限定長距離戦。
特別抜けた馬はいませんが、ディープインパクト産駒の
Wisconsin(ウィスコンシン・牡3)とFierce Impact(フィアスインパクト・牡3)が出走。
Wisconsinは先日デビュー戦を楽勝したSeptember(セプテンバー)の全兄。
(Septemberは24日チェシャムSにムーア騎手で確定。抜けた1番人気。)
名牝ピーピングフォーンの4番仔。今年の5月にデビュー(2着)し2戦目で勝利。
ピーピングフォーンは芝2400mで抜群の強さを誇っただけに、
デビューから長距離戦を意識した使い方。
Fierce Impactの母はプロキオンS・カペラS勝ちのケイアイガーベラの初仔。
2歳10月に8F戦でデビューし勝利(ディープインパクト産駒イギリス初勝利)。
年明け距離を伸ばして2戦し前走は2着。母親的に距離をさらに伸ばした今回、
どこまで着順を上げる事が出来るか。
ディープインパクト産駒とアスコット競馬場の歴史は、
サンデーベス(12着/12頭)、ディープブリランテ(8着/10頭)、
スピルバーグ(6着/9頭)、エイシンヒカリ(6着/6頭)と、
燦たる結果が続いているので、なんとか食い止めてほしい所。
ちなみにWisconsinのデビュー戦の勝ち馬、
Night of Glory(ナイトオブグローリー)は人気が全くないという。
<結果>
1.Stradivarius(ストラディバリウス)
2.Count Octave(カウントオクターブ)
3.Secret Advisor(シークレットアドバイザー)
→ 映像(youtube)
期待されたWisconsinは最初のコーナー曲がれずに逸走。
1頭馬群から離れたところで競馬して、
しばらくして馬群にとりつくもカカリ気味。
直線手応えゼロで追う事もなく後方へ。
Fierce Impactも後方のまま。
2頭がビリ争いとなってしまいました。
アスコット競馬場はディープ産駒にとって本当に鬼門。
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