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Saxon Warrior(サクソンウォリアー)まとめと左後一白

Saxon Warrior(サクソンウォリアー)まとめと左後一白

無敗のまま英クラシック1冠の英2000ギニーを制覇したことで、
これまでよりもさらに注目度が上がってきている、
ディープインパクト産駒のSaxon Warrior(サクソンウォリアー)

(5/10時点)英ダービー圧倒的1番人気に推されて、
内国産種牡馬産駒初のエプソム競馬場出走だけでなく、
勝利する可能性もあるということで、大注目されています。

そこで、一旦ここまでの成績をまとめておこうと思います。

 

その前に、Saxon Warriorの身体的特徴について、
1つ取り上げておこうと思います。

『左後一白は名馬の証』

競馬ファンの中で昔から語られる都市伝説の1つ。
(ウイニングポスト8 2018年版でも度々出てくるイベント)

四肢の内、後肢左側のみ毛色の一部が白色(白斑)の事。

古くはシンザン、ハイセイコー、シンボリルドルフ。
近年ではゼンノロブロイ、ブエナビスタ、オルフェーヴル、
などなど。
(バンテージを撒いていたり、白斑が小さかったりで分かりにくい馬もいますが)

詳しくは、実際に検証された方のブログ記事、
「左後一白は本当に名馬の証なのか」
「(続)左後一白は本当に名馬の証なのか」

オカルトレベルを脱しないものの、
確かに左後一白に名馬と言われる馬が多いようにも思います。

で、本題。

Saxon Warriorの左後肢にもハッキリした白斑があります。

しかし、父ディープインパクトも

母メイビーも

左後一白ではありません。

ちなみに全姉パブレンコも違います(惜しいが)

ただ、母の父ガリレオが左後一白です。
しかもSaxon Warrior同様ハッキリした左後一白。

母母父デインヒルは左後一白ではないですが、
左後肢にハッキリした白斑があります。

 
となると、Saxon Warriorは母方の血が強く出てる可能性があります。
そう考えると、あのタフで力強い走りにも納得できそう。
そこにディープインパクトのキレ味が
上手く調合されてい現在の成績になっているのではと思います。

シンボリルドルフも

オルフェーヴルも

ハッキリした左後一白ですので、
先人(馬)にならって3冠達成してもらいたいですね。

まぁ、あくまでオカルト話ですけどね。

 
では、Saxon Warriorの成績まとめ。

 

Saxon Warrior(サクソンウォリアー)

父は3冠馬ディープインパクト
Maybe(メイビー)はA.オブライエン(愛)の元、
2歳時にモイグレアスタッドS(GⅠ)含む
破竹の5連勝を飾り、2011年欧州2歳牝年度代表馬に選出。
期待された3歳時は英1000ギニー3着のみで、4戦4敗。
メイビーの祖母Rain Flowerは英ダービー馬ドクターデヴィアスの全妹。
引退後、ディープインパクトと種付の為にクールモアから預託。
1年目に牝馬Pavlenko(パブレンコ 11戦1勝)を産み、
2年目に産まれた牡馬がSaxon Warriro
出産後、アイルランドに戻り訓練されることになる。

 
デビュー戦:カラ競馬場(愛) 芝1600(稍重) 14頭立

すでにデビュー戦2着でR.ムーア騎手鞍上の
A.オブライエン厩舎Christopher Robin(クリストファーロビン)が
圧倒的1番人気の中、3番人気に推される。
鞍上はD(ドナカ).オブライエン騎手。(A.オブライエンの次男)
スタートは後手を踏み後方待機。
直線に入ると外に持ち出して前を行く馬とゴボウ抜き。

 
ベレスフォードS(GⅡ):ネイス競馬場(愛) 芝1600(重) 5頭立

デビュー戦の内容と鞍上にR.ムーア騎手を迎えたことで、
圧倒的1番人気に推される。緩んだ馬場と、直線の急坂で
前走のようなキレを発揮できるか心配でしたが、
ラチ沿いで上手く脚を貯めて、直線一気に先頭。
外から後続迫るも押し切って勝利。

 
レーシングポストT(GⅠ):ドンカスター競馬場(英) 芝直1600(良) 12頭立

ダービーの登竜門レース。
ここでも2倍台の1番人気に推される。
馬群中央で脚貯め馬なりのまま先頭に躍り出る。
後方外からRoarin Lion(ローリングライオン)が一気に迫ってきて、
先頭に並びかける。Saxonw Warriroが少し左に寄れると、
Roarin Lionもつられるように寄れてきて体当たり。
完全にRoarin Lionが先頭に立つも、二の脚を使い差し返して勝利。
ディープインパクト産駒の英GⅠ初制覇と共に、
A.オブライエン調教師の年間GⅠ最多勝記録達成に花を添えました。

 
英2000ギニー(GⅠ):ニューマーケット競馬場(英) 芝直1600(良) 14頭立

当初からダービー路線を意識していた陣営としては、
ギニーに出走するかダービートライルに出走するか悩むが、
レーシングポストT後R.ムーア騎手の提言によりギニーを、
ダービーの叩きとして使うことに決定。
R.ムーア騎手はケンタッキーダービーに騎乗の為、
初戦で手綱を取ったD.オブライエン騎手に変更。
やや出負けでスタートを切って中団後方待機。
各馬仕掛け始めると同時に仕掛けると、あっという間に先頭に。
やや先頭に立つのが早いようにも感じたが、
少しフラフラしながらも後続に抜かされる気配無く勝利。
内国産種牡馬初の英牡馬クラシック制覇となり、
無敗で英クラシック1冠目を奪取。
かねてよりダービー1番人気に推されていましたが、
さらにオッズを上げることになり、オーナーと調教師の発言から、
英3冠を達成するかどうかのベットまでされるように。

 

 

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