Alinghi最後の仔ディープインパクト産駒Reachingがデビュー予定
11月2日のオーストラリアでは、
ディープインパクト産駒のFierce Impact(フィアスインパクト)が
GⅠ連勝を目指してケネディカンタラ(芝1600)に出走予定ですが、
同日ニューカッスル競馬場では3歳牝のReaching(リーチング)が
デビュー予定(未勝利戦・芝1200)です。
※”予定”と書いたのは豪州はスクラッチ(回避)が
とにかく多いため。
母はAlinghi(アリンギ・父Encosta De Lago)。
短距離を中心にGⅠ4勝・重賞9勝し、
2005年シーズンのオーストラリア最優秀3歳牝馬に
選出された名牝です。
2015年に輸入されディープインパクトと配合。
種付後オーストラリアに帰国しReachingを出産。
しかし、翌年Not A Single Doubtとの仔を出産中に
合併症を伴い母仔ともに死亡(16歳)。
ですので、ReachingはAlinghi最後の産駒となります。
そういう背景を考えるとReachingという馬名(オーナーは同じ)に、
なにか特別な感覚を覚えないこともないですが、
半兄・姉がRedoute’s Choiceをつけようか、
スニッツェルをつけようが全然走らなく、
良く言われる”名牝の仔に名馬無し”状態。
日本のスーパーサイアーに一縷の望みをかけたAlinghiの仔は、
はたして、その期待に応えることが出来るか注目です。
ちなみにデビュー前のトライアルは、
2戦とも2着と悪くない内容のようなので、
なんとか亡き母やその周りの期待に応えてほしいと切に願う。
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