Bartabaゴールドリバー賞勝利。
Bartabaゴールドリバー賞勝利
4日、仏のリステッド戦ゴールドリバー賞(芝2800)を
ディープインパクト産駒のBartaba(バルタバ・牝4)が勝利しました。
昨年ベルドニュイ賞(仏GⅢ・芝2800)を勝利。
年明けて初戦だった前走(芝2400)では、積極的に先行するも、
ゴール前でキレ負けして7着。
もともと叩いて良くなるタイプですので、
今回距離延長で期待が高まりましたが、
トップ斤量の58.5kgを背負い、
直線の激しい競り合いの末に勝利しました。
これで4勝目。
昨年も書きましたが、とにかくスタミナが凄い。
切れ味に乏しいレースが多いので取りこぼしは多いのですけど、
負けたレースでも最後まで脚が止まってはいません。
ジリジリでも伸び続けています。
ディープインパクトと
短距離~マイル産駒が多いAnabaa(アナバー)の配合で、
全兄もマイル重賞勝ちのStimulation(旧Akihiro)。
どうして、ここまでスタミナ寄りになるのか。
その答えは今回勝利したレース名に隠されているのかもしれません。
ゴールドリバー(Gold River)。
1981年にカドラン賞(芝4000)と凱旋門賞(芝2400)を勝利。
その他ロイヤルオーク賞(芝3100)や、
シャンプラ賞(芝3100)も勝利するなど、
スタミナに富んだ名牝でした。
実はそのゴールドリバーは、
Bartabaの高祖母(母母母母)です。
ゴールドリバーにニジンスキー、レインボークエスト、
ダンジグ、アナバーをつけたのが母Baahama。
アナバーを除きスタミナ・パワー重視の血脈になっています。
Bartabaはそんな血がより濃く出た結果なのかもしれません。
フランスは長距離レースが豊富で、
秋にはカドラン賞やロイヤルオーク賞という、
名物長距離GⅠも控えています。
なんとかそこまで漕ぎ着けられるよう頑張ってもらいたいです。
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