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父に捧ぐLove So Deep(ラブソーディープ)チャリスS勝利

父に捧ぐLove So Deep(ラブソーディープ)チャリスS勝利

3日、ニューマーケット競馬場(ジュライコース)で
リステッド戦であるチャリスS(芝2400・3歳以上・牝)が行われました。

先日急逝したディープインパクト産駒のLove So Deep(牝3)が出走。
人気は4番人気。鞍上は5戦連続となるJ.エガン騎手。
1番人気は目下4連勝中のBella Vita(ベラヴィータ)
続いて前走先着されたSpirit Of Appin(スピリットオブアッピン)が2番人気。

レースでは中団後方待機から、
直線の叩き合いでBella Vitaが抜け出したところを
内から力強く伸び差し切っての勝利。リステッド戦は初勝利。

これで戦績を3-0-2-6としました。

無事ブラックタイプ獲得ということで、
Love So Deepについてまとめておきます。

デビューは18年7月ニューブリー競馬場芝1200。16頭立ての12着と全く競馬にならず。
そこから短距離3戦して結果が出ず、距離を一気に1800mに延長すると2馬身差の3着。
なんとか勝ち上がりを意識できたところでオフシーズン中に、
R.ハノン厩舎からJ.チャップルハイム厩舎に転厩。
すると、年明け初戦4月のノッティングガム競馬場ハンデ戦(芝2000)で初勝利。
続くヤーマス競馬場ハンデ戦(芝2000)も勝利し連勝となりました。
勢いにのってチェシャオークス(LR・芝2300)に出走も7着惨敗。
この時の勝ち馬が先日ナッソーSでディアドラの2着だったMehdaayih。
その後、リステッド戦2戦とGⅡで3着→5着→4着と、
上位にはこれるが、勝ち上がるには厳しい着差を広げられていました。
前走ぶっちぎられたレースについて書いた記事はコチラ

そして今回、ようやく3勝目を挙げることが出来ました。

ちなみに、当初は先行逃げの戦法をとっていましたが、
2走前に後方待機(出遅れもあったが)に作戦変更。
意外と良い脚が使えるということで、前走・今走も後方からの競馬になっています。

馬主はレディ・バンフォードから、
転厩したのと同時に、シンジケートが組まれたのか、
ラブソーディープシンジケートとなっています。

母はSoinlovewithyou(ソーインラブウィズユー)。その父サドラーズウェルズ。
祖母がLove Me True(父キングマンボ)と聞けば、お気づきの方もいるかもですが、
母はキングジョージなどGⅠ5勝デュークオブマーマレード(父デインヒル)、
英ダービー馬ルーラーオブザワールドの半兄弟。
ディープインパクトとの仔は1つ上にLove Is Enough(ラブイズイナッフ)がいますが、
コチラは1戦(最下位)して、その後出走していません。

Love So Deepは血統面からも期待されていると思いますので、
なんとか重賞勝ちまでいきたいところ。

 

 

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