エスポワールシチー、後藤騎手で南部杯制覇!
<2013年10月15日>
14日、盛岡競馬場で第26回マイルチャンピオンシップ南部杯(GI・3歳上
・ダ1600m・1着賞金4500万円)が行われ、先手を取った後藤浩輝騎手騎乗の
2番人気エスポワールシチー(牡8、栗東・安達昭夫厩舎)が、
終始そのリードを守りきり、道中2番手から直線追いすがってくる
1番人気ホッコータルマエ(牡4、栗東・西浦勝一厩舎)に、
1.1/2馬身差をつけ逃げ切り優勝した。勝ちタイムは1分35秒1(良)。
~netkeiba.comより~
盛岡競馬場で行われる交流GⅠレースのマイルチャンピオンシップ南部杯。
(以下、南部杯)
好スタートを切ったエスポワールシチーがハナを切り、
特に他馬が競りかけてこないエスポワールシチーにとって楽な展開。
同じく逃げて交流重賞勝ちまくったスマートファルコンは、
最初からスピードの違いで突き放すのと違い、
エスポワールシチーは溜逃げタイプ。
あとは仕掛け所を間違わなければ大丈夫。
対して1番人気だったホッコータルマエは勝負所でズブさを見せたのは、
休み明けという事もあったと思います。
スピード載ってからはシッカリ伸びているので、
次走では大丈夫でしょう。
3着セイクリムズンは中間の坂路調教で毎回猛時計。
絶好調で挑めていたので、27.3倍の5番人気は評価が低すぎでした。
配当的には美味しい結果では無かったでしょうか。
とはいえ、勝てなかったのは距離と実力差。
調子が持続出来るのならJBCスプリントでも上位候補になるでしょう。
エスポワールシチーは交流GⅠ含めて、すでにGⅠ7勝。
南部杯は昨年に続き連覇となりました。これでGⅠ8勝目。
すでに8歳ですがマイル近辺のダートでは、
未だにダート界の頂点に君臨している事を証明。
本当に頭が下がる思いです。
そして、鞍上は後藤騎手。
2012年5月の
9月の復帰当日に再び落馬し、またもや頸椎を負傷し長期の休養が余儀なくされ、
今年の10月にようやく復帰しました。
エスポワールシチーの主戦騎手である佐藤哲三騎手も、
昨年の11月に落馬し、騎手生命を絶たれるかもしれない程の重傷を負い、
今も復帰に向け懸命にリハビリを続けています。
同じ境遇の先輩騎手の乗り馬で、復活GⅠ勝利を挙げた後藤騎手。
ゴールの瞬間「佐藤騎手の真似をした」と語ったガッツポーズが輝いていました。
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