英の名牝スノーフェアリー引退
<2013年7月17日>
2010・2011年のエリザベス女王杯を含む世界4カ国で
GI・6勝を挙げたイギリスの名牝スノーフェアリー(牝6)の
現役引退が決まった。
同馬は昨年9月の愛チャンピオンS(1着)後、戦列を離れていたが、
復帰に向けて調整されていた現地時間16日早朝の調教後、
2年前にも患った左前脚屈腱炎を再発。
同日午後、管理するE・ダンロップ調教師が現地メディアに対し発表した。
~netkeiba.com~
「日本と海外の馬場は違う」
特に近年は海外でブイブイ言わしていた有力馬が
日本の中距離レースで走っても、全く通用しない事が多いのですが、
このスノーフェアリーは、日本の馬場にも適応でき、
そして力の違いを見せつけた馬でした。
日本だけでなく、世界中に飛び回り活躍してきた同馬。
セリでは1800ユーロ(当時レートで23万円)で買い手がつかず、
生産者が引き取るほどの低評価だったにもかかわらず、
英オークスを勝利後、アイルランドオークスも勝利。
3歳でエリザベス女王杯に遠征してきて、
圧倒的な末脚で日本馬を粉砕。
そのまま香港カップも勝利し、翌年のエリザベス女王杯で連覇達成。
まさに「世界の脚」を日本の競馬ファンに見せた名牝でした。
今後アイルランドで繁殖入り。
あれだけ日本に対応できた馬ですから、
できたら日本にも産駒が来てほしいですね。
第35回エリザベス女王杯(2010年11月14日)
アイルランドオークスとセントレジャーのレース振りから、
本命にしたのは良い思い出。
日本のジョッキーが大きく内を開ける中、
ムーア騎手が、ただ1頭内に切れ込んで圧勝したのは、
日本の騎乗戦術に疑問符が付いたレースでもありました。
第36回エリザベス女王杯(2011年11月13日)
前年のレース振りから1番人気に推されましたが、
4コーナー回る時点で絶望的な位置にいたはずなのに、
ゴール前ではなぜか先頭でゴールしていた実況同様ビックリしたレース。
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