ノヴェリスト、バーデン大賞制し凱旋門へ
現地時間1日、独GIバーデン大賞(芝2400m)が
バーデンバーデン競馬場で行われ、
断然の1番人気に支持されたノヴェリスト(牡4、A・ヴェーラー)が
2分33秒90の勝ち時計で優勝した。
キングジョージを5馬身差のレコードタイムで圧勝し、
来月行われる凱旋門賞の有力候補となっているノヴェリスト。
レース序盤は抑えきれずに先頭を走り中盤からは2番手に控えると、
直線は馬群の内側に進路を取った。
地元ドイツのファンの前で、凱旋門賞前に走る最後のレース。
この日はわずか5頭立ての競馬で、2着馬との着差は3/4馬身。
派手なパフォーマンスは封印されたものの、
最後は格の違いできっちりと抜け出した。
仏GIサンクルー大賞の勝ち馬で、昨年のフォワ賞でオルフェーヴルの
2着に入ったメアンドル(牡5)が約1馬身半差の3着だった。
~netkeiba.comより~
現在、欧州最強馬(と言ってもいいのかな?)のノヴェリストが
ドイツの伝統あるGⅠレース、バーデン大賞を快勝しました。
5頭立ての番手でジックリ足を溜めて、
直線脚を伸ばす。横綱相撲と言った感じでしょうか。
少頭数のレースですが、他馬とは力が違った感じですが、
やはりそれでも相手関係が弱すぎるという感も否めないです。
フォワ賞でオルフェーヴルの2着に入ったメアンドルが3着と言っても、
メアンドル自体は一昨年がピークのような感じで、昨年の凱旋門賞では、
勝ち馬ソレミアから18馬身差の12着。
今年の成績もイマイチですし、あまり比較対象にはならない。
といっても一昨年デインドリームがバーデン大賞を勝利して、
凱旋門賞も制覇したので、縁起はいいかもしれません。
ですが、そのデインドリームはこのレース重馬場での圧勝劇からの、
凱旋門賞制覇。
さらに昨年もデインドリームが良馬場で、このレースを連覇したのですが、
その時ノヴェリストは3馬身はなれた4着でした。
その時の上位3頭とは勝負所でのキレ負けの印象。
昨年よりも2秒4ほど速い勝ちタイムですので、
高速馬場に適応できるイメージは、より強くなりましたが、
はたして、ロンシャンでも対応できるのかどうか。
(逆に日本にきたら面白い?)
いや、それを言ったらキズナもどうか?っていう話になるのですが。
いずれにしても、本番まで残り1ヶ月。
日本勢には悔いの残らない仕上げをしてもらいたいです。
バーデン大賞(9月1日 バーデンバーデン競馬場 芝2400m)
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