英ダービー(2014)を制したのはオーストラリア。
<2014.6.8>
2014年6月8日(日本時間)、イギリスエプソム競馬場で行われた、
第235回ダービーステークス(英ダービー)を
勝利したのはオーストラリア(3歳牡・父ガリレオ)でした。
圧倒的1番人気で挑んだオーストラリアは中団の外目でレースを進め、
直線に入ると手応え良く先頭集団に並びかける。
追われてからは早め先頭に抜け出したキングストンヒルを交わし、
同馬が追いすがるも、セーフティリードを保ったままゴール。
勝ちタイムは2.33.63。
コレは過去10年で超レコード(2.31.33)だった2010年の
ワークフォースに次ぐタイム。
オブライエン厩舎は、キャメロット・ルーラオブザワールド・
オーストラリアと英ダービー3連覇達成。
オーストラリアは、父ガリレオ、母ウィジャボード。
ガリレオは英ダービ・愛ダービーキングジョージと無敗で3連勝。
種牡馬になっても数多くの活躍馬を出し続けている欧州のスーパーサイアー。
母ウィジャボードは世界各国に渡り活躍し、
2004年、2006年と欧州年度年度代表馬になった名牝。
2005年、2006年にジャパンカップに出走し5着と3着。
特に2006年はディープインパクト鞍上の武豊騎手が、
デットーリとコンビを組んだウィジャボードを、
直線上手く締め出したものの、3着まで追い上げてきたのを、
記憶している方も多いと思います。
スーパーサイアーと超名牝の産駒が、今回勝利したオーストラリア。
昨年6月のデビュー戦は2着に敗れるも2戦目で勝利。
9月に行われたGⅢBCジュヴェナイルターフトライアルも勝利し休養。
今年初戦の英2000ギニーは、勝ち馬のナイトオブサンダーに寄られて、
僅差の3着。
距離を一気に伸ばした今回は快勝。
この後、どういったローテーションを組むかわかりませんが、
おそらく凱旋門賞にも出走してくるでしょう。
日本馬にとって最大のライバルになるかもしれません。
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