競走馬 サラブレッド
前回、「日本の競走馬=サラブレッド」と書きましたが、
では、「サラブレッドとはなんぞや?」ということです。
サラブレッドは、品種改良により競走に特化された競走馬の中でも、
特にスピードに重点を置かれた品種という事は前回書きました。
語源は、Thorough【完璧な、徹底的な】+Bred【育てられた、躾けられた】であり、
まさに、競走馬の中のエリートといったイメージでしょうか。
より優秀な(競馬で勝つための)サラブレッドを産むために、
日々、交配と淘汰・改良が繰り返され、日本では年間7000~12000頭が
生産されています。
しかし2012年度の生産頭数は6819頭と、その生産数は
長く続く景気の低迷も影響してか、年々減ってきています。
(それでも世界的には、サラブレッドの生産数はトップレベル)
ですが、その生産数の数だけでは分からない
内面的な問題が、今日本のサラブレッド界で起こっています。
それは「血統」の項目で書きたいと思いますので、
今は、
サラブレッドは毎年いっぱい生まれているんだ。
ぐらいで良いです。
ではサラブレッドの特徴について。
体高(肩までの高さ)は約160~170cm。
体重は約400~600kg(標準:450~520kg)。
頭は小さく、四肢は長く、胸や臀部の筋肉が発達しており、
速く走ることに向いているものの、ケガをしやすく、音や閃光に弱い。
標準的な毛色として、
鹿毛(かげ)、黒鹿毛、栗毛(くりげ)、葦毛(あしげ)。
【鹿毛】 代表馬:ディープイパクト
【黒鹿毛】 代表馬:シンボリクリスエス
【栗毛】 代表馬:オルフェーヴル
【葦毛】 代表馬:クロフネ
上の画像じゃ、ちょっと鹿毛と黒鹿毛が分かりにくいかな・・・?
他にも数種類の毛色がありますが、競馬場や新聞で書かれているのは、
ほぼ、上記の4種類ですので、興味のある方は、他にどんな毛色があるのか
詳しく調べてみると、面白いですよ。
【白毛】 代表馬:ユキチャン
で、このようなサラブレッドが、騎手と斤量(おもり)を背負って、
時速60~70kgぐらいのスピードで、1~3分間走っているのが、
現在の日本の競馬です。
競馬をやってみようかなと、思っております。詳しくはないので、いろいろ教えていただきたいです。
城下英俊さま
最近コンテンツのアップデートを行っていないので、当サイトの情報は少し古くなっていますが、
根本的なところはそれほど変わっていませんので、お役に立てていただければ幸いです。
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