今週の新馬戦結果 ’14年7月19日~20日
<7月19日>
中京 5R 芝1200(混) 13ト
1.タガノヴェルリー
2.ムーンエクスプレス
3.ハルマッタン
4.ジョウショーエガオ
5.モントルルシュマン
ミドルペース。
好ダッシュを決めたタガノヴェルリーが
マイペース逃げで直線も危なげなく勝利。
馬場が悪くなっている内を通っても脚色はそれほど衰えず、
力のある勝ち方。
ただし、渋った馬場が合った印象もあるので、
切れ味勝負になった時にやや不安は残ります
タガノヴェルリー(父ホワイトマズル)は
近親に菊花賞馬アサクサキングス。
推奨馬ハルマッタンは3着。
不利があろうが勝てると思っていただけに、
勝てないまでも直線垂れてしまったのは、
いささか案外な気持ちでしたが、
道中かなりカカリ気味だったことを考えると、
まずまずの内容だったかと思います。
中京 6R ダ1400(混) 16ト
1.グラブザフラッグ
2.ニホンピロサンダー
3.タイユール
4.メイショウカシュウ
5.ブレーヴストーリー
ややハイペース。
スタート出負けし後方2番手にいたグラブザフラッグが
直線大外に持ち出しグングン伸びて差し切り勝利。
全体的にペースが速かったとはいえ、
馬場を考えると、前が全滅するほどでは無く、
単純に勝ち馬と他馬との力の差を感じさせる内容。
グラブザフラッグ(父Tapit)は持ち込み馬。
母母母がPacific Princessなので、ダービー馬キズナ含めて、
近親には活躍馬多数。
血統からもダートの方が良さそうですし、
この世代のダート代表馬になるかもしれません。
福島 5R 芝1800 16ト
1.ミュゼエイリアン
2.ココロアノアイ
3.マルス
4.ヘウレーカ
5.アルタイル
ミドルペース。
後方追走していたミュゼエイリアンが
外々を徐々に捲っていき、直線に入り先行各馬を交わし先頭へ。
そのまま後続を突き離し勝利。
淡々としたペースの流れでしたが、向こう場面に入ったところで、
一気にペースが落ちました。ラップが12.9-12.0-12.4ときていて、
次のラップが”14.0-12.9″となっていることから、以上にペースが
落ちたのも分かります。
後方にいたミュゼエイリアンが、ここで一気に先頭集団へ並びかけたのは、
結果的に正解で、鞍上田辺騎手の好判断が光りました。
ミュゼエイリアン(父スクリーンヒーロー)は近親に、
オークス馬エリンコートなど。
福島 6R 芝1200(牝) 16ト
1.ナリノネーヴェ
2.エヴリホープ
3.メジャーフォルム
4.アンジュデトワール
5.ブレッザバラーレ
ミドルペース。
中団外目で追走していたナリノネーヴェが、
直線大外に持ち出して先行各馬を交わし勝利。
外が伸びやすい馬場だったのを加味するとマズマズの内容。
逆に言うと内で2~3着に粘った人気馬2頭も、
それなりに力は出している印象。
ナリノネーヴェ(父スウェプトオーヴァーボード)は、
近親に弥生賞2着など芝の中距離で活躍したグロリアスウィークなど。
<7月20日>
函館 5R 芝1800(混) 13ト
1.スワーブジョージ
2.コスモアルマク
3.ヤマチョウタンゴ
4.カラッカゼ
5.ゲルズ
ミドルぺース。
やや出負け気味でしたが、
すぐに好位の中で競馬を進めたスワーブジョージが
直線外に持ち出して追い出しに入り、競り合っていたコスモアルマクを、
突き放して勝利。
距離はもう少し長めの方が良さそう。
スワーブジョージ(父ハービンジャー)の祖母はフェアリードール。
トゥザヴィクトリーの母であり、トゥザワールドやトゥザグローリーが従兄弟。
デニムアンドルビーなども近親にいる良血。
中京 5R 芝1400 18ト
1.ルアンジュ
2.オールオブユー
3.シゲルカゼノボン
4.ミッキーシーガル
5.シュバリエブラン
ミドルペース。
好位の外で競馬を進めたルアンジュが
直線でも外に持ち出して、内から追い込んできたオールオブユーの
追撃振り切り勝利。
レースセンスは良さそうだが、全体のレベルがそれほど高くなさそう。
ルアンジュ(父マンハッタンカフェ)は
半姉に短距離重賞で活躍したレディルージュなど。
福島 5R 芝1200(混) 13ト
1.コウソクコーナー
2.ミュゼメルノワール
3.コスモカンプ
4.カインドネス
5.ユピテル
ミドルペース。
好位の中で競馬進めたコウソクコーナーが、
直線で外に持ち出し、先行していたミュゼメルノワールを交わして勝利。
まだまだ余裕のある勝ち方で、小倉2歳Sに出てくれば面白い存在。
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