2歳坂路タイムランキング 2015.6.3~6.4
<2015年6月3日>
(栗東)
本日の栗東坂路タイムは、やや遅め。
馬場は不良。
今期一発目の栗東坂路ランキングトップは、
新種牡馬ワークフォース産駒のジュンレンバでした。
ワークフォースは英ダービーと凱旋門賞の勝ち馬。
ナカヤマフェスタに競り勝った馬ということで、
覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなナカヤマフェスタも今年が初産駒デビューで、
ランク7位のガンゴが同馬の仔。
エイシンフラッシュ同様King’s Bestの産駒ですが、
エイシンフラッシュよりも、やや重厚な血統が、
種牡馬としてどうでるか。
ランク3位のトウショウジャイロ(父ダイワメジャー)の母は、
短距離重賞で大活躍したシーイズトウショウ。
兄姉はイマイチな結果に終わっていますが、はたして。
タイム的に推せる馬は無し。
(美浦)
本日の美浦坂路タイムは、標準。
馬場は稍重。
美浦2歳坂路トップはグラスウォリアー。
これは全体でも2位の成績で、終いもしっかりまとめられています。
父は新種牡馬キャプテントゥーレ。2008年の皐月賞馬です。
兄姉は1番上を除いて全て勝ち上がっています。
このタイムで走れるのであれば、
同馬も少なくとも勝ち上りは可能なレベルかと思います。
ランク2位のインジャスティス(父ファルブラヴ)のは、
キーンランドC勝ち馬フォーエバーマークの全弟。
近親にも活躍馬多数で、今回の坂路タイムも水準レベル。
ランク3位のエンジニア(父シーザスターズ)の母は、
持ち込み馬のロリーフォードリー。ロリーフォードリーはアイルランドGⅢ3勝、
英GⅡを2勝しているマイラー。その父Oratorioは愛チャンピオン勝ち馬。
シーザスターズは凱旋門賞含むGⅠ6勝の名馬。
種牡馬としても昨年話題になったタグルーダやシーザムーンを輩出。
一方日本ではウオッカの配合相手として有名ですが不発に終わっています。
Danzigの4×4とミスプロの4×4。血統的に成功できるとは・・・。
グラスウォリアーはタイム的にも推奨レベルです。
<2015年6月4日>
(栗東)
本日の栗東坂路タイムは、やや遅め。
馬場は重。
ランク2位のレッドヴェルサス(父スウィフトカレント)は、
半姉に阪神JF勝ち馬レッドリヴェールなど。
タイム的に推せる馬は無し。
(美浦)
本日の美浦坂路タイムは、遅め。
馬場は稍重。
今日の美浦坂路はまともな時計を出している馬はいませんが、
ランク3位のショウタンタフネスは新種牡馬カジノドライヴ産駒。
カジノドライヴは兄姉ベルモントS3連覇を目指して、
アメリカ遠征したものの取消。その後もフェブラリーS2着など、
ある程度活躍したものの、故障などもあり期待ほどの活躍は残せず。
はたして、このダート血統が日本でどのような産駒を残す事が出来るか。
興味深いです。
タイム的に推せる馬は無し。
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