ドバイ国際競走2016 ドバイシーマクラシック
ドバイシーマクラシック2016 出走馬・結果
メイダン競馬場・GⅠ・芝2400 発走予定時刻 25:20
<展望>
日本からはドゥラメンテ、ラストインパクト、ワンアンドオンリーが出走。
海外馬では昨年のキングジョージ勝ち馬Postponed(ポストポンド・牡5)が主役。
昨年はキングジョージ勝ちで一躍トップホースの仲間入りしたPostponed。
フォワ賞でも良いタイムで粘り勝ち。フォワ賞の後は休養に入り、
前哨戦である前走ドバイシティーゴールドに出走。
外々で追走し楽に前を行く馬を交わし、ノーステッキで勝利。
単純比較はできないものの、勝ちタイム2.27.90は、
一昨年ジェンティルドンナが勝利したドバイSCの勝ちタイムに0.65秒差に迫るもの。
それを楽に出したわけですから主役になるのも当然か。
競り合いになっても粘り強いのはキングジョージやフォワ賞で織り込み済み。
日本馬にとっては大きな壁でしょう。
Highland Reel(ハイランドリール・牡4)は、欧州でおなじみの血統である、
ガリレオ×デインヒルの黄金配合。仏ダービーではNew Bay(ニューベイ)の2着。
愛ダービーでは5着と、イマイチぱっとしない成績でしたが、
アメリカに遠征したセクレタリアトSでGⅠ初勝利。
愛チャンピオンS、コックスプレートと敗れたものの、
香港ヴァーズでFlintshire(フリントシャー)との差し比べに勝ちGⅠ2勝目。
バリバリの欧州血統の割に、軽い馬場向きなような感じもしますので、
コチラも要注意。鞍上のムーアも怖い存在。
他の海外馬4頭は、日本勢の方が上と思われます。
昨年3着だったワンアンドオンリー、
スタミナはこの中でも見劣りしないラストインパクト、
日本のエースドゥラメンテ。
今年の中で日本馬が勝つ可能性が1番高いレース。
<結果>
1.Postponed 2.26.97(良)
2.ドゥラメンテ 2
3.ラストインパクト 1・1/2
・
5.ワンアンドオンリー
Highland Reelが逃げてややスローですが淡々としたペース。
中団外目にPostponedでその後ろにドゥラメンテ。
直線に入って先に抜け出したPostponedを追って、
内に切り込んだドゥラメンテでしたが、差は縮まらず突き離されてゴール。
ドゥラメンテはレース前に落鉄のハプニング。
打ち替えに戻りましたが、結局片足は履かずにレースに挑みました。
それがなければとも思いますが、やはり素直に勝ったPostponedが強かったです。
ラストインパクトも良い追込み。
Postponedは特別な爆発力は無いですが、
馬場重くても軽くても競っても強いので、
日本馬にとっては(引退した)トレヴよりもやっかいな壁かもです。
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