英2000ギニー(2018) 出走馬
英2000ギニー 2018【2000 Guineas Stakes 】
ニューマーケット競馬場 GⅠ 3歳 芝直8ハロン 23:35頃
ディープインパクト産駒のサクソンウォリアーが出走するだけではなく、
勝ち負けになるのでは?ということで、
NHKマイルCよりもケンタッキーダービーよりも
楽しみにしている方がいるのでは?
でも日本では情報少ない。
そんな方のために、出走馬プロフィールを書いてみました。
※BestRPRはレーシングポストが独自に算出しているレースレートの最高値。
ちなみに、ニューマーケット芝直1600はこんなコース↓
一言で言うと「めっちゃ坂」
デットーリが解説してくれるぜ!!
1番3枠 Cardsharp(カードシャープ) 4-0-4-3
Lonhro×Pure Illusion(Danehill) BestRPR 110
騎手:J.ドイル 調教師:M.ジョンストン
昨年7月のジュライS(GⅡ芝1200)でUSネイビーフラッグを破る。
その後は勝つことができず、年明け初戦ジュベルSも9着と精彩を欠く。
芝1600は初距離。
2番11枠 Elarqam(エラーカム) 2-0-0-0
Frankel×Attaction(Efisio) BestRPR 111
騎手:J.クロウリー 調教師:M.ジョンストン
母は英愛1000ギニー含むマイルGⅠ5勝のアトラクション。
昨年9月にデビュー戦を勝利後、同月のソマーヴェルS(GⅢ)を連勝。
休養をはさみ本レースが今年初戦。人気の一角。
芝1600は初距離。
3番4枠 Expert Eye(エキスパートアイ) 2-1-0-1
Acclamation×Exemplify(Dansili) BestRPR 116
騎手:A.アッゼニ 調教師:M.スタウツ
2歳前半時点ではギニー最有力候補でしたが、
デューハーストS(GⅠ)でUSネイビーフラッグの9着と大敗。
年明け初戦グリーナムS(GⅢ)で2着と巻き返すも。
芝1600は初距離。
4番5枠 Gustav Klimt(グスタフクリムト) 3-0-0-1
Galileo×Massarra(Danehill) BestRPR 114
騎手:S.ヘファーナン 調教師:A.オブライエン
1番人気。昨年7月2戦目で初勝利を挙げると、
中1週で挑んだスーパーレイティヴS(GⅡ)も勝利。
休養を挟んで年明け初戦の愛000ギニートライアルも勝利。
前残り展開を後方から追い込んでの勝利が高評価。
いわゆるガリレオ×デインヒルの黄金配合。
芝1600は初距離。
5番6枠 Headway(ヘッドウェイ) 2-2-1-1
Havana Gold×On Her Way(Medicean) BestRPR 109
騎手:J.スペンサー 調教師:W.ハガス
昨年4月にデビュー後、安定した成績で実績を積み重ねる。
年明け初戦スプリングカップSも快勝し挑む。
芝1600は初距離。
6番7枠 James Garfield(ジェームスガーフィールド) 3-1-2-2
Exceed And Excel×Whazzat(Daylami) BestRPR 113
騎手:F.デットーリ 調教師:G.スコッチ
昨年5月にデビュー。
3戦目で勝利後、マイルリーフS(GⅡ)で重賞制覇。
年明け初戦グリーナムSでExpaert Eye以下を破り勝利。
鞍上F.デトーリだけに怖い存在。
芝1600はBCジュベナイルフターフで10着。
7番14枠 Masar(マサー) 3-0-2-2
New Approach×Khawlah(Cape Cross) BestRPR 118
騎手:W.ビュイック 調教師:C.アップルビー
昨年5月デビュー後、チェシャムSでセプテンバーの3着。
続くソラリオスS(GⅢ)で重賞制覇。その後、GⅠレースで3着・6着。
年明けダート戦(10着)を挟んで前走クレイヴンS(GⅢ)で、
Roaring Lion以下を引き離す圧勝劇。
目標にされる可能性があるが、今年の主役の1頭。
芝1600はクレイヴンSの1勝。
8番8枠 Murillo(ムリーリョ) 1-0-2-1
Scat Daddy×Mostaqeleh(Rahy) BestRPR 106
騎手:W.ローダン 調教師:A.オブライエン
昨年5月デビュー。2戦目で勝利。
コヴェントリーS(GⅡ)、レールウェイS(GⅡ)を連続3着。
昨年7月以来の出走ですが、
クールモアのペースメーカーというわけでもなさそうか。
芝1600は初距離。
9番13枠 Nebo(ネボ) 2-3-1-3
Kodiac×Kindling(Dr Fong) BestRPR 109
騎手:S.ソーサ 調教師:C.ヒルズ
昨年5月デビュー戦を勝利。3戦目スーパーレイティブS(GⅢ)で
逃げてGustav Klimtの頭差2着。その後も重賞で好走続け、
経験値豊富な物差し馬。
芝1600は初距離。
10番2枠 Raid(レイド) 1-0-0-1
Havana Gold×Remarkable Story(Mark Of Esteem) BestRPR 106
騎手:M.ハーレー 調教師:D.シモック
昨年9月のデビュー戦を勝利。
年明け初戦グリーナムS(GⅢ)で4着。
芝1600は初距離。
11番1枠 Rajasinghe(ラジャシング) 2-0-1-2
Choisir×Bunditten(Soviet Star) BestRPR 108
騎手:A.カービー 調教師:R.スペンサー
昨年5月のデビュー戦勝利後、コヴェントリーS(GⅡ)で、
Headwayを頭差退け勝利。しかし2ヶ月の休み明け後の、
GⅠ2レースで大敗。今回が11月以来の出走。
芝1600はBCジュベナイルターフで11着。
12番12枠 Roaring Lion(ローリングライオン) 3-1-1-0
Kitten’s Joy×Vionnet(Street Sense) BestRPR 118
騎手:O.マーフィー 調教師:J.ゴスデン
昨年8月デビュー戦勝利後、ロイヤルロッジS(GⅡ)で、
今年のダービー有力馬Nelsonを破り勝利。
続いてレーシングポストT(GⅠ)でサクソンウォリアーに迫り2着。
一躍英2000ギニーの主役級となりましたが、
年明けの前走クレヴァンS(GⅢ)でMasarに大差つけられた上に、
後ろからの馬にも差されての3着と精彩を欠く。
一時はダービー路線に切り替えてギニーは回避との報道もあったが。
デビューから5戦すべて芝1600。
13番9枠 Saxon Warrior(サクソンウォリアー) 3-0-0-0
ディープインパクト×Maybe(Galileo) BestRPR 119
騎手:D.オブライエン 調教師:A.オブライエン
我らがサクソンウォリアー。昨年8月デビュー戦勝利後、
ベレスフォードS(GⅡ)、レーシングポストT(GⅠ)を連勝。
ギニーの上位人気はもちろん、かねてからの師の発言から、
今年の英ダービーの1番人気に推され続けています。
デビュー戦は今回鞍上のドナカ.オブライエン騎手が騎乗し、
直線後方から大外を一気に駆け上がり勝利。
ベレスフォードSは内で上手く脚を貯めて、重い馬場と超傾斜のある坂を、
力強く駆け上がり勝利。
レーシングポストTは目標にされて一旦はRoaring Lionに抜かされたり、
体当たりされるも、そこから二の脚使い差し返しての勝利。
3戦とも味のあるレース運びで、キレ勝負が多いディープインパクト産駒とは、
違うタイプに出ているのが、ここまでの内容。
昨年10月からの休み明けということと、
鞍上がここ2戦のR.ムーア騎手(米遠征の為)から、
ドナカ騎手に戻ることが不安点か。
母メイビーは2歳牝馬欧州代表に選ばれるほどの活躍も、
3歳ではほとんど活躍できなかっただけに、
息子もそうなる可能性は否定できません。
A.オブライエン師はかなり期待させるコメントを出していますが、
結構吹くタイプなので、あまり真に受けないように(苦笑)
騎手に関してはR.ムーア騎手が乗れないのであれば、
S.ヘファーナン騎手とD.オブライエン騎手の2択になりますが、
今シーズンの成績で言えば、D.オブライエン騎手の方が
はるかに好成績をあげていますので、これで良いと思います。
老練な騎手も良いですが、
勢いに乗る若武者(19歳)に任せましょう。
デビュー戦から3戦すべて芝1600。
14番10枠 Tip Two Win(ティップツーウィン) 4-2-1-0
Dark Angel×Freddie’s Girl(More Than Ready) BestRPR 105
騎手:D.プロバート 調教師:R.ティー
昨年7月デビュー戦勝利。抜群の安定感ある成績ですが、
重賞レースはソマーヴェルS(GⅢ)でElarqamの2着の1戦のみ。
芝1600は前走カタールのアルビダマイル(ローカルGⅡ)で1着。
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