豪州競馬に新たな怪物誕生?Incentivise重賞圧勝
豪州競馬に新たな怪物誕生?Incentivise重賞圧勝
2021年6月26日
豪州イーグルファーム競馬場で行われたGⅢタタソールズC(芝2400)。
3番手追走していたIncentivise(インセンティヴァイズ・セン4)が、
直線追われだすとみるみる後続をちぎって12馬身差の圧勝。
重賞初制覇となりました。
父Shamus Award・母Miss Argyle(父Iglesia)の血統。
昨年8月にデビューしてここまで6-0-0-3。
何が凄いかって、
3敗はデビューしてからの3戦で、
初勝利を挙げた今年の4月の未勝利戦から、
馬が変わったかのように覚醒。
サンシャインコースト・未勝利戦芝1600m
中団からの競馬で直線大外から伸びて初勝利。
着差:3.3馬身(3着とは9.8馬身)
サンシャインコースト・C2ハンデ戦芝1790m
後方からの競馬で直線大外から伸びて2勝目。
着差:0.8馬身(3着とは2.8馬身)
トゥーンバ・BM70ハンデ戦芝2150m
後方から捲っていって直線突き放し3勝目。
着差:7.3馬身(3着とは10.3馬身)
イーグルファーム・BM80ハンデ戦芝1810m
中団から早め先頭に立って直線突き放し4勝目。
着差:9馬身(3着とは9.2馬身)
イプスウィッチ・BM78ハンデ戦芝2500m
2番手追走から直線突き放し5勝目。
着差:9.5馬身(3着とは10馬身)
イーグルファーム・タタソールズC芝2400m
3番手追走から早め先頭で直線突き放し6勝目。
着差:12馬身(3着とは12.2馬身)
C2戦こそ接戦だったとはいえ、
ちょっと勝ち方がエグいレベル。
負けたデビュー戦(1350m)と2戦目(1400m)は
距離が短かったと言えますが、
4月の3戦目は1850m戦で勝ち馬から16馬身差の8着。
いったい、この3戦目と4戦目の間に何があったのだろうか?
不良馬場こそレース経験はないが、
この連勝中は重でも良でも圧勝してるので、
おそらく馬場不問。
これを受けてブックメーカーは、
コーフィールドCとメルボルンCで
同馬を1番人気に。
豪州競馬はWinxが引退して確固たる主役不在だが、
ひょっとすると新たな怪物が誕生しているのかもしれない。
次走以降が楽しみである。
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