香港国際競走 2015
香港国際競走 2015
香港競馬、暮れの祭典『香港国際競走』。
12月13日、香港のシャティン競馬場で、
芝1200m・芝1600m・芝2000m・芝2400mの、
4つのGⅠレースが行われます。
今年も日本馬が複数頭挑戦。
香港ヴァーズ 芝2400m 発走予定時刻 15:00
何と言っても前年度覇者を狙うFlintshire(フリントシャー 仏・牡5)。
ジャパンカップ出走も報じられていましたが、それを回避して連覇に挑む。
昨年は詰め詰めのローテーションでしたが、
今年の秋は凱旋門賞(2着)のみ。体調は万全でしょう。
2番手以降は混戦。
凱旋門賞3着に入ったNew Bay(ニューベイ)と接戦を演じたと言うとなると、
Higland Reel(ハイランドリール 愛・牡3)や、Dariyan(ダリヤン 仏・牡3)となるが。
香港勢は1~2枚落ち。
⇒ 結果
香港スプリント 芝1200m 発走予定時刻 15:40
日本からストレイトガール、サクラゴスペル、ミッキーアイル。
香港勢からは、これまでマイル路線で活躍していたものの、
その路線には怪物がいた為、短距離に路線変更し、
前哨戦ジョキーカップスプリントを快勝したGold-Fun(ゴールドファン 香・セ6)が中心。
その前哨戦2着で昨年同レース2着のPeniaphobia(ペニアフォビア 香・セ4)や、
3着のNot Listenin’stone(ノットリスニンズトーン 香・セ4)も展開次第。
6着だったStrathmore(ストラスモア 香・牡4)も大外に持ち出す不利がありながら、
最後は鋭い脚だっただけに嵌れば。今年のBCターフスプリントを、
勝利したMongolian Saturday(モンゴリアンサタデイ 米・セ5)も渋とい脚が魅力。
ただ抜けた馬はいない様に思うので、前年3着のストレイトガールはもちろん、
日本馬にもチャンスはありそう。
⇒ 結果
香港マイル 芝1600m 発走予定時刻 16:50
日本からモーリス、フィエロ、ダノンプラチナ。
香港史上最強マイラー呼び声高いAble Friend(エイブルフレンド 香・セ6)が連覇に挑む。
ただし、春に遠征したクイーンアンSで見せ場なく6着に敗れると、
復帰戦にはスプリント戦(1着)、前哨戦のジョッキーカップマイルでは
いつもの伸びが無く3着と、遠征前よりややリズムが狂っている印象。
その前哨戦で大金星を挙げたBeauty Flame(ビューティフレイム 香・セ5)と、
同3着のContentment(コンテンメント 香・セ4)(香・セ4)。
BCマイル(2着)で鋭い脚を見せたModialiste(モンディアリスト 英・牡5)、
欧州のマイル路線で安定した成績のToormore(トアモア 英・牡4)、
欧州マイル女王Esoterique(エソテリク 仏・牝5)(仏・5牝)と、
かなり高レベルなメンバーが揃っています。
このメンバー相手に日本勢がどこまでやれるか。楽しみな1戦。
⇒ 結果
香港カップ 芝2000m 発走予定時刻 17:30
日本からヌーヴォレコルト、ステファノス、エイシンヒカリ、サトノアラジン。
香港のこの路線の勢力図はほとんど変わらず。
前哨戦を勝利したMilitary Attack(ミリタリーアタック 香・セ7)、
2着のBlazing Speed(ブレイジングスピード 香・セ6)、
前年度覇者Designs On Rome(デザインズオンローム 香・セ5)の香港勢3頭に、
オーストラリアのCriterion(クライテリオン 豪・牡4)が、この路線の中心。
凱旋門賞6着のFree Eagle(フリーイーグル 愛・牡4)などもいるが、
ホームアドバンテージ的に厳しめ。
であるならば、ここ2戦大外から豪快に伸びたBeauty Only(ビューティーオンリー 香・セ4)の、
戴冠も十分にあり得る。
ステファノスは春のクイーンエリザベスⅡ世Cで、
上記の香港勢に割って入っての2着ですので、
シャティンでの適性も確認済みですし、今の充実ぶりなら十分に勝負になりそう。
エイシンヒカリ、サトノアラジンも展開次第で。
⇒ 結果
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